私もそう悩んでいた時期がとても長い間ありました。
でも、視点を変えたら楽になり、そうするとなぜか求めて得られなかった友達ができました。
あなたの行動や雰囲気、友達というものへの考え方がわからないので私と同じだと限らないので参考までに・・って感じになってしまいますが・・
私の以前の考え方は
友達というのは、
・一緒にいられる人
・作り方は、明るく努めて誰にでも親切であり、
楽しい人物であるようにアピールして
ガンガン恥ずかしがらずに輪に入っていくようにすればできやすく、おとなしいとなかなかできない
こう考えていて、新規の場を求め、そこで周りに仲良しグループができていき、自分があぶれたら他の場に期待した。
でも、どこへいってもいつのまにか自分は友達というか、特別な仲良しができませんでした。
ものすごく暗いおとなしい人でもそれはそれなりに一緒に居る人がちゃんとみんないるのに、自分はこれだけ努力して、親切なのに、なぜこうなんだろう?ってだんだんトラウマになり、人が仲良くしている場面を見るとどきどきしたり自分がひとりでいることを見られたくないので避けて通るようになっていきました。
そして、せっかく新規の場で親しく話せるようになれた人ができても
その人が「この前ね、友達がさぁ~」と友達の話をすると
それに嫉妬し対抗意識を燃やし、自分も架空の友達を作り話すといったことばかりしました。
自分の性格もほんとは地味でいつもひとりぼっちで寂しくてしょうがないのに
「めんどうくさい」「オオザっぱ」「のんき」「割り切りが良い」といった、自分があこがれるタイプの女性像を作り出して演じていました。
そして気づくといつのまにか、その相手には仲良しができていて
その人と遊びいくからいっしょにこないかと誘われているのに
プライドが化けた嫉妬心のようなものが頭をもたげ、「あ~~ごっめーん!その日友達と遊びいくんだぁ~」とうそをつき断り、その場を逃げるように去り
家へ帰ると後悔で泣けてきてふとんをかぶって泣いたこともありました。
異性にでもこういう感じでモテる風に作っていました。
改めて、書いているとますます以前の自分の感じでは、そりゃあ友達も彼氏もできんだろう・・・と思います。
友達がいないと思うことを恥だとか思い、隠すためにうそつきになっていきました。
こんなだとやっぱ、誰が見ても、言わないだけでわかっています。
うそつき・・・ごまかしてる。
まるでピエロでした。
あるとき、ずっと近くにいた人がふとそのことを直に言ってきたんですよ。
その時、その人の感じが意地悪でなく、真剣に思ってくれての感じだったし
なぜか素直になれて、泣いてしまいました。
さみしい!って、はじめて言えました。
友達になりたいなと探す時、どんな人から近づこうしますか?と聞かれ
「おとなしそうな、友達がまだいなさそうな人」
こう答えた、この自分の答えこそが、友達のできやすく声をかけてもらえやすい自分、つまりそのまんま作らない自分だったと気づきました。
作ることをやめ、とにかく機会があれば愛想よく受け答えする側にまわり、人を妬むことをやめ、誘われたら臆病にならずとにかくついていき、(同姓の場合)みんなの話を聞いて楽しむ風にしました。楽でした。
気づくと仲良しでなんでも話せる友達ができグループにもはいっていました。
あと、やたらとサービスして親切にするのも無理にしなくした。
相手が逆に気をつかうほどの親切は避けられてしまうのだということに気づいたのです。
自然のまま新たなスポーツクラブなどに参加して聞き役にまわるよう、相手を必死にさがさないようにとしていたら勝手にできていた、そんなかんじでした。