私も鬱病を経験しました。
私は一旦仕事を辞めてしまったので、鬱が酷かった時は、このまま一生結婚できないかもしれないのに私にはお金を稼ぐ術もなく、みじめに年老いて死んで行くんだ、と思い本当に生きているのがつらかったです。
死のうと思ったこともありました。
でも、死ぬって簡単ではないのです。
それに、本能ではきっと生きたいと思っているんだと思います。
死ねませんでした。
元気を取り戻し始めた時、ちょっとずつ欲しい物が出てきました。
本とか安い雑貨とか、そんなものなんですが、働かないとそれすらも買えない。
バイトでも何でもいいから、ちょっとでも働こう。
そしてちょっとずつ自分の欲しい物を手に入れて、ちょっとした幸せを味わおう。
大きな幸せは手に入れるのは難しくなってしまったかもしれないけど、どんな状態でもささやかな幸せは手に入れることはできるんだ!と思うようになりました。
それから、仕事を見つけ、今は鬱になる前よりも人生を楽しめていると思います。
鬱だった時に、やはり鬱を経験した友人から言われた一言。
「どんなに暗く長いトンネルでも、いつか抜ける時が来る。」
今はつらいと思いますが、もがいて、もがいているうちに
いつか、あっさりと暗闇から抜け出る時が来ます。