まずは山梨。
まあ、
完全に消すには捕まえて塗料を調べ、それに合った消し方をする必要がありますね。
相手がミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)の成体ですから動きが素早く泳ぎも上手いので
捕まえるのは大変だと思いますが。
と言うか、犯人はどうやって捕まえて落書きしたんだ!?
なお、一応甲羅の脱皮や何かにこすれるなどして落ちる可能性はありますが
完全に消えるのにはかなりの期間を要します。
特に成長しきった成体のようなので甲羅の脱皮頻度は落ちているはずです。
三井寺の方。
離してるのは何の種類のカメなんでしょう?見た感じクサガメっぽいですが・・・。
元から池に住んでいるのを捕まえて使ったんならいいですが、
別のところから入手したカメだったら
池の生態系に大きな打撃を与える可能性があります。
それと名前を書く行為ですが、毎年池のカメを使いまわしているなら
自然に落ちるもので書いているでしょうから多分問題ないとは思いますが・・・。
取り寄せた物だったらちょっと感心できませんね。
ちなみに「カメの甲羅に字を書く」行為は
最近亡くなられた爬虫類学者の高田氏が池にいる多数のカメ(生態研究用)を
区別するために番号を書いていたことがあります。
薄くなるたびに書き直していたそうですが、落ち易い塗料を使っていたのでしょうね。
いずれにせよ、書かれているカメが成体のようで良かったです。
成長中のカメだと新しい甲羅の部分(成長した分)が柔らかくて
迂闊にタワシやブラシで消すと甲羅傷つけますから。
それと三井寺でもやったように仏教では「放生」と言って
動物を自然に帰すのは良いことだという考えがあり、日本でも浸透していますが
それが気軽にペットを遺棄する行為に繋がっている点が指摘されています。
私的には一度飼ったペットを自然に放すのは究極の虐待ですね・・・。
ちなみに私・・・。カメ6匹飼ってます。
もうちょっと増やしたいんですが水槽が足りない・・・。
とりあえず今は若いカメ達を育てねば。