幽霊を見たことはありませんし信じてはいないのですが、
子供の頃おかしな写真をよくとりました。
観光地で崖の下を波が削って洞窟になっていてそこに陸地から
入れるところがあり、その崖が自殺の名所にもなっていることから
洞窟のなかに自殺者の祭壇がもうけられていたのですが、
写真内に移ったその祭壇のろうそくが天井ぐらいまで
火柱のように燃え上がっていたり、
車が好きでモーターショウをよく見に行ったのですが、
車の内部を撮ったら、正面から撮ったので窓ガラスに写り込むのは
カメラを構えた自分のはずなのに、笑みを浮かべた全く知らない
別のおじさんが写り込んでいたり、
F1マシンを撮ったら、画面外から人の腕のような肌色のものが
伸びているのですが、言葉が適切か分からないのですが
いわゆる奇形というか、手のひらのがなく指の第一関節ぐらいまでの
爪のない突起みたいなのがその肌色の腕のような先にいくつか
ついているような、なんとも言えないものが写っていたりしました。
よくある心霊写真のような、首がないとか手がないとかいった写真はなく
怖いというより、なんなんだろこれ?という不思議な写真をよくとりました。
友人にみせても怖がるというより沈黙してなんとも言えない表情を
することが多かったです。
大人になってまったくそのような写真をとることはなくなりました。