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質問

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むらさきキャベツの実験をしています。
色素が溶けたむらさきキャベツ水に、レモンを入れた場合赤色、食塩水を入れた場合むらさき、
石鹸水を入れた場合青、漂白剤を入れた場合黄色になりますが、何故、色が変わるのでしょうか?
わかりやすく説明されてるサイトご存知ではないでしょうか?

  • 質問者:もたん
  • 質問日時:2010-08-15 09:19:59
  • 0

植物色素は、それを溶かし込んだ水の酸性度を変えることで色が変化します。
リトマス紙という酸性度を簡単に調べるための道具を、小学校に理科で使ったと思いますがいかがでしょう。
あのリトマスは、コケの名前でその色素を最初に用いたことからあの名前が付いています。
そのリトマスゴケの色素も紫色の染料で、ムラサキキャベツと煮ていますね。
ムラサキキャベツの色の中心は、アントシアンと呼ばれている青紫系の植物色素で、それを溶かし込んだ水の酸性度を変えることで色が変化します。酸性ならば赤っぽい色。
中性付近では紫。アルカリ性にすると濃い青紫。そのように変化します。
これは、アントシアン本体の分子が、酸性度によって立体的な形を変えるために、吸収する光の波長が変わるからなのですが、それはここでは難しいと思いますので割愛します。そのあたりは、色について詳しく勉強しないと理解は難しいでしょう。

ということで、現象としてだけならば、酸性度で色素の立体的な形が変わるため、色として現れる性質が変化する。だから、見える色が変わってくると理解してください。

紫キャベツを使った実験がのっているサイトがありましたので、根本的な説明はのっていませんが、下記にお示しします。

http://www2.hamajima.co.jp/nisiki0210/jikken/omosiro/sannaru/index.htm

なお、漂白剤を入れたら黄色くなったというところは、酸性度の問題ではなくて漂白物質による色素の分解が起こってしまったと思われます。漂白剤というのは多分ハイターのようなものと思います。ハイターの類は、液体として強いアルカリ性です。それだけなら
液色は濃い青になるはずですが、そうならないのは漂白成分が色素を壊してしまったと考えればよいでしょう。
もし私が思っているようにハイターのようなものでしたら、色素が壊れてしまったかどうかは、黄色くなってしまった液を薄めて酢を入れて酸性度を戻してみてください。それで色が青っぽく戻ったら、色素は壊れてはいなかったが漂白成分作用で形がひどく変わってしまったから黄色に見えた、ということになります。いっぽう、酢で酸性度を戻しても色が戻らなかったら、色素として壊れてしまったと考えて良いと思います。
壊れたという言葉が、分解なのか、変性なのかは、この段階ではどちらともいえません。

ご参考までに・・・

  • 回答者:おせっかい爺 (質問から3時間後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ありがとうございました><
詳しく教えていただき、すごく参考になりました!!

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