３０代の男性が読んでも面白いと思えるような恋愛小説を教えてください。主観でかまいません。重複するようでしたら他の作品を教...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

あまり恋愛果汁１００％な小説は詳しくないのですが、個人的に、恋愛部分にグッとくる小説を。

「三つ首塔」－横溝正史
「高頭俊作」という見知らぬ男と結婚する事を条件に、莫大な遺産を相続する権利を与えられた
美女、音禰（おとね）。
そして、彼女の前に現れた謎の男、「高頭五郎」。
遺産をめぐって、血まみれの惨劇が繰り返される中、音禰と五郎は、秘密が隠された
「三つ首塔」を目指す。
かなり古い作品ですので、音禰がかなりの乙女さんです。
ちょっと女性には受け入れがたいかな、と思う部分があるのですが、結構ラブラブなシーンが多くて、
思わず床を転げ回りたくなります。

「逃げるアヒル」－ポーラ・ゴズリング
ＯＬのクレアは、ある日、何者かに狙撃された。
彼女を護衛する任についた刑事、マルチェック。
最初は、愛想の悪いマルチェックに反感を抱くクレアだったが、やがて、彼の内にある優しさに気づき、
心惹かれていく。
つらい過去が生んだ悪夢にうなされるマルチェックを、懸命に包もうとするクレアがけなげです。

「裁きの街（「ジョン・ウェルズ」シリーズ）」－キース・ピーターソン
ニューヨークの中年新聞記者が事件に出くわす、という「ジョン・ウェルズ」シリーズの最終作。
流れは、ハードボイルド小説の王道、定番ではあるのですが、とにかくこの作者さん、
語り口が上手くて、文章でしっとり酔わせてくれます。
そして、主人公ジョン・ウェルズを慕う、同僚の若き女性記者ランシングが実にイイ！のです。
（このシリーズの真の主人公との説があり、ウソかホントか、ファンクラブまである始末）

「傷痕のある男」－キース・ピータースン
新聞記者のマイケルは、クリスマスパーティーに招かれ、上司であるカールの家を訪ねた。
そして、マイケルと、カールの娘スザンナは、初めて出会い、たちまち恋に落ちる。
暖炉を前にして、他の仲間達と共に、たわいもない怪談話をする中、マイケルはふと思いついた「傷痕のある男」の話を始めた。
すると、スザンナは異様に怯え、泣き叫んだ。
ただの作り話、そのはずだったのに、ある日、マイケルは「傷痕のある男」を目撃する。

「愛しているわ」
「ぼくを愛することはできないんだ。許されないんだ」

回答者：トーマ (質問から1日後)
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