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雨が降ると水道水に放射性物質が混入するため,
雨が降る前に水を汲みおきしておいたほうが良いのでしょうか。

  • 質問者:猫
  • 質問日時:2011-04-12 21:37:32
  • 0

東京都水道局は、汲み置きを推奨し始めました。
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/index.html

※基準値の変更がされています【変更前:10Bq/kg】

【変更後】
・食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値:
 放射性ヨウ素100Bq/kg
・原子力安全委員会が定めた飲食物摂取制限に関する指標値:
 放射性ヨウ素300Bq/kg、放射性セシウム200Bq/kg
・検出データの末切り(20Bq/kg以下は「不検出」表記)

更に、浄水場から各家庭まで水道管を通り1~2日かかるそうです。
これらを踏まえて行動なさると宜しいかと。

お住まいの地域が東京以西であれば、(特に大人は)新基準であっても
余り気にしなくても良いと、武田邦彦教授は発言されています。

  • 回答者:今、雨が降ってます (質問から4時間後)
  • 2
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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雨水が地下に浸透することによって地下水となります。
その際、雨水が地下に浸透して地下水面に達するまでに移動する
地下空間を通気層といい、
また、地下水面下で地下水が流れている空間を帯水層と呼びます。
従って、放射性物質が地下水に混入するまでの時間は、
通気層を構成する土壌と放射性物質の相互作用の程度によって決まることになります。放出された放射性物資のうちで水に溶けて陽イオンとなる
セシウム137のような核種は、土壌に強く吸着され地表の土壌に留まりますので
地下水に混入することはほとんどありません。
------------------------------------------------------
一方、水道水は、原水が何であるかによって異なりますが、
地下水を原水としていれば、前述したように安全です。
河川水を原水としている場合は、
処理の方法によって放射性物質の混入割合が異なります。
浄水場で一般的に使われている砂ろ過であれば
セシウム137のような陽イオン核種はほとんど除去されます。
ヨウ素131のような陰イオンは、砂ろ過では除去されませんので、
原水が取水されてから水道水として給水されるまでの時間の長さによって
放射性物質量が異なることになります。
水を砂ろ過の後、活性炭処理するとヨウ素131の50%程度は除去されます。
さらに、心配であれば、市販されている陰イオン交換樹脂を含む
フィルターがついた浄水器を通すとほぼ全量が除去できるようです。
ただし、陰イオン交換樹脂がヨウ素で飽和してしまえば除去は
できなくなりますので注意してください。



http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/rb-rri/gimon.html#Q34
福島原子力発電所の事故に伴う放射線の人体影響に関する質問と解説 (Q&A)

Q34 福島原発から放射性物質が飛散し、地面を汚染していると聞きますが、井戸水や水道水にどのくらい混入するのですか?

  • 回答者:dkwj (質問から2日後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

良い考えと思いますよ。

  • 回答者:匿名 (質問から3時間後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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