川が流れてその水は海まで流れつきますよね。なぜ、海はしょっぱいのに川はしょっぱくないのですか？|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

川の水は、実は川底の岩や石の間を流れる間に岩や石に含まれている塩分を少しずつとかしこんでいます。そしてその塩分を海に運んでいるのです。
また川の水には、炭酸化合物が多く含まれています。この炭酸化合物が川に含まれていることで川の水がしょっぱくない要因の１つになります。しかしこの炭酸化合物が川の水といっしょに海に流れこみ、海の水に混ざると魚などの海にいる生物が炭酸化合物の中の炭酸カルシウムをとり入れて骨をつくります。そして、生物が死ぬと骨は海底にしずみます。このように、炭酸化合物は生物によってどんどん使われますが、塩分はほとんど使われないので川の水が海に流れこむたびに、海の塩分はこくなっていきます。
ところが、川ではいつも水が流れていて川の水にふくまれている塩分がたまることがないので川の水はしょっぱくないのです。