最近、はまっている漫画を教えてください。簡単なストーリーとコミックが出ているのかもお願いします。|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

昔はやった本宮ひろ志さんの「山崎銀次郎」です。コミックは出ています。

ストーリーはこの文をどうぞ。
http://blogs.yahoo.co.jp/kinohimemiko2005/13343324.html

『硬派銀次郎』『山崎銀次郎』は本宮ひろ志が描いた名作漫画である。
『硬派銀次郎』は孤児で長屋に一人で住んで、
新聞配達をしながら生計を立てて、中学へ通う少年、山崎銀次郎の学園青春漫画である。
『山崎銀次郎』は『硬派銀次郎』の続編で、一旦は大工になった銀次郎が、ある高校へ招かれ、また元の長屋に戻って高校生活を送るというストーリーだ。

本宮ひろ志が初めて自分の事を書いた『天然漫画家』によれば、
この漫画のテーマは「自立」だったそうである。
確かに銀次郎は中学生ながら、一人で生計を立てて暮らしていた。

私は少年漫画を読む時は、大抵ヒロインに共感しながら読むのだが、この漫画だけは違っていた。
共感するにはかけ離れた憧れの存在ではあるが、男性である銀次郎に共感しながら読んでいた。
銀次郎と相思相愛のヒロイン、小沢高子は女性として理想的すぎて、
思春期の私には銀次郎よりも遠かった。
私は「理想の花嫁」になりたいと思わなかったし、一人の男性に尽くし、
ひたすら待ち続ける高子になりたいとは思わなかった。
彼女が
「女医になりたい。銀ちゃんは大工。私は女医。」
という夢を抱いているところだけは共感できたが、それ以外の部分では共感しがたかった。

銀次郎の生き方というものが清々しく単純明快であるところが、私が共感した理由だった。
「太陽に背を向けずに済むような生き方が出来ればそれでいい。」
「男なんていうのは普段は茶色でも灰色でもいい。いざという時に黄金色に輝けば。」
それさえ守っていれば、何をしたっていい。
自由にしてていい。

女性でも同じだと思う。
太陽に恥じなければ、何をしたっていい。
普段は「茶色」や「灰色」のように目立たない存在でも、
肝心な時に男性とは違う意味で女性特有の優しさや思いやりを示せれば、
それが「黄金色に輝く」という事だと思う

理想の人生を歩む道筋を示してくれたのが、銀次郎が持っている人生観だった。
必ずしもこのように生きれているかどうか、と言えばそうは言えない。
「太陽に背を向けずに済むような生き方」なんて、実際出来るものではない。
後ろめたい事だらけだ。
だが、出来なくても「後ろめたい」という気持を忘れたらいけないし、
それを克服しようという気持を捨ててはいけない。
出来ないからと開き直るのは論外だ。

私はどうかすると、銀次郎のように振る舞っている事がある。
クールに興味なさげに、深刻な話を聞いている。
返事も「ふ～ん」である。
だが、周囲はなぜか私に相談に来る。
無関心な顔で頭をフル回転させて、最良の解決方法を模索している事を皆、知ってくれているからだ・・・

回答者：匿名 (質問から20時間後)
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