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CDソフトの寿命は何年くらいなのでしょうか?昔特命リサーチという番組で特集していましたが、最近気になって検索してみたのですが十年くらいという意見が多いようです。しかし私自身20年以上前からCDを集めて1000枚くらいは買いましたが、たった10年でダメになったという経験はありません。実際に寿命の尽きて再生不可能になったCDを持っている方いらっしゃいますか?何年くらいでダメになったか教えてください。

  • 質問者:やまちゃん
  • 質問日時:2008-03-10 21:02:41
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CDは、物理的にピットの形を記録層にコピーをすることでデータを記録しています。そのピットの上にアルミ反射膜と保護膜をくっつけて、レーベルを印刷したものが製品になります。このピット部に透明な基板を通ってレーザーを当てて、反射膜から返って来たのをレンズで読み取ってデータを復原しているわけです。
この時点で、家庭で使うCD-RやCD-RWと構造的に違ってきています。
CDが読み取りできなくなるのは、製造上の問題としてはこういうことが考えられます。CDは一社独占で作っているわけではありませんので、コスト的に落としているものとか、作業工程に問題がある場合は、何層かくっつけている部分の経年変化がおきてアルミ反射膜が酸化してしまったり、保護膜が変質してレーザーを乱反射させてしまったり、保護膜が保護膜の役目を果たせなくなったりする可能性がないとはいえません。
高温多湿の場所に保管して合った場合は、早く不具合がでてしまうかも知れません。
ピチカートファイブとCDプレス工場見学
http://www.veoh.com/videos/v1111313XCwk8MGN&source=embedVideo
CDのピットについてのお話
http://www.urap.org/forum/ashi/pit/cd_pit.htm
日本記録メディア工業会
http://www.jria.org/personal/cd_r/index.html#cdr4
                      -*-
今海外でも日本でも問題になっているのは、CD-RやCD-RWへ記録されたデータが読み出せないという問題です。この2つの商品は記録方式には若干の違いはあるものの、記録面に塗られた色素をレーザーで変色(焼くといいますね)「させてCDと同じようなパターンで記録してゆきます。しかし家のデバイスでCDのようなピットを立てるわけには行かないので、あくまで色が付いているところ付いていないところが分かれているだけです。記録面を長時間日光に当てておいたりすると、色のコントラストがあいまいになってきてデータが読み取れなくなります。日光に当てていなくても、保存状態により、段々とぼけてくるというかちゃんと読めなくなってくるので、今あちこちで問題になっているわけです。
ことに格安なメディアを使った場合、数週間でNGになったりします。作った途端にエラーが出ていればもう一度焼きなおすこともできますが、そのときにエラーが出て無いので困るわけです。
今はドライブがいいものができていますが、以前は4倍速で焼いたものよりも等倍速の方が音が良かったり、しっかりと焼けていたりしました。メディアも太陽誘電(That's)のものが最高とされていました。(OEMはイメーションなどもあったかな)

その他にもCD-Rを焼くときには、部屋の中の余計な電気製品を消す。パソコンで使わないアプリを終了させる。焼いたものは光に当てない。レーベル面に固いもので文字などを書かない。シールは貼らない。等々かなり気をつかったものです。

これからCD-Rなど書き換え型・追記型光記憶ディスクを利用してデータを保存する場合は、3枚は同じものを作成する。その内の1枚は別のブランドにする。10年程度を目安にして、別のメ
ディアにコピーするなどの防御策も必要ですね。

後半は関係ないことになりましたが、今お持ちのCDの内で端の部分をチェックして、めくれて着ている感じがあったり、データ面を見て他のものと違う感じがする場合は、早めにバックアップしておいた方がよいと思います。うちにあるものでは、今の所異常はないようです。

  • 回答者:矢牛 (質問から2時間後)
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詳細な解説ありがとうございました。リンク先も後でじっくり読むつもりです。実はレンタル屋からCDを借りてCD-Rにコピーした経験もあるのですが実際すぐダメになってしまい嫌気がさしてやめてしまいました。もう何年も前の話でCD-Rディスクが今よりずっと高価だった頃の事です。ところが何十年も前にコピーしたカセットテープは(特にメタルテープは)今もクリアな音を聞かせてくれるのです!特命リサーチという番組では古い記録媒体ほど保存性に優れていると言っていましたが、CDよりもLP、CD-Rよりもカセットの方が優れているのはあの番組が正しかった事の証明ですね。

並び替え:

よくCDやDVDで音源や画像が見れなくなった、器械が認識しなくなったという話しの中で、よくある問題点があります。
それは、CD/DVDは記録するのにレザーを使って記録していますが、それが原因ではありませんが、記録させる媒体・メディア、本体そのものが光の信号を記録している為に起こる問題であることは判っています。

そしてよく起こる原因として、レーベル側ではなく、記録している側を強い「太陽光線などのような光に曝す」と、記録していたものが変化してしまうことがあります。
そのために器械が信号を認識することが出来ずに、新しく買った物でも「保管」が悪い為に、一度も聞くことなく潰れていたという状況になります。

CD/DVDも光に弱い性質がありますので、光に曝さない保管の仕方を心がけることです。 
慎重な方は、黒いケースに入れて、金庫の保管庫に入れる人も居ます。 この様なケースではほぼ記録は消えませんが、「雑な保管の仕方」であれば、心配するようなケースになるのは間違いはありません。 でも必ず成るとは言いませんが、私の場合はまだ成っていませんし経験はありません。

将来はチップがもっと性能・大量の記録が出来るのが出れば、CD/DVDは無くなるでしょうね。 ハードディスクも将来的には無くなる運命ですから、時代とともに変化するのは早いでしょうね。

  • 回答者:あらまー (質問から44分後)
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回答ありがとうございます。あらまーさんの指摘された保管方法は私も心がけていた事で(ただしさすがに金庫は使ってませんが)それが保存に良かったと確信しています。個人的にはLPの保存性の良さを見直しており時代と逆行する方向に行こうかとも思っています。

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