花粉症で困っています。病院でまらった薬は飲んでいるのですが目のかゆみは改善されたのですが鼻づまりが直りません。何かいい対...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

即効性を期待するのであれば、漢方系の市販薬である「小青竜湯」（ショウセイリュウトウ）が効果的です。耳鼻科の医者も愛用するほどの優れものです。鼻炎薬の多くは眠気を引き起こすのですが、これは全く眠くなりませんし、１回の服用で４～５時間ほど効きます。日に３回服用できるので、ほぼ一日カバーできます。

花粉症を根本的に治したいのであれば、このような対症療法ではなく、免疫系を正常化することが大事です。意外に知られていないのですが、大人の免疫細胞は腸でつくられています。そのため、腸が弱い人や、腸が老化している人などでは、免疫系に異常が起きてアレルギーを発症したり、病気にかかりやすかったりします。

腸では善玉菌と悪玉菌がせめぎあっているのですが、免疫力の弱い人では、善玉菌の割合が少なくなっています。そこで、善玉菌を増やして免疫力を高め、花粉症などのアレルギーをなくせばいいのです。増やす方法には、大きく分けて二通りあります。一つは善玉菌に餌を与える方法、もう一つは善玉菌を投入する方法です。それぞれについて、次に書いておきます。

・善玉菌に餌を与える：オリゴ糖を与えます。砂糖の売り場で売っているので、これを飲み物に入れるか、直接なめるかすればオーケーです。この糖を豊富に含むバナナを食べるやりかたもあります。また、発酵した漬物やヨーグルトを食べるのもいいでしょう。この食品は善玉菌のビフィズス菌や乳酸菌を含みますが、胃酸で全滅し、その死骸が餌になります。

・善玉菌を投入する：善玉菌が売られているので、それを飲むだけです。有名なものとして、ヤクルト飲料と、仁丹のビフィーナがあります。前者は胃酸で死なない菌を含み、後者は胃酸で分解されないカプセルで菌を包んでいます。いずれがいいかは、ご自分でお決めになってください。私は簡便性と携行性のよさで、ビフィナを愛用していますが。

餌を与えるやり方では、治るまでに多少の期間を要します。花粉症の人は、元々腸の善玉菌が少ないので、餌を与えても増えるのに日数がかかるからです。その点、投入方は短期間で効果が出ます。
小青竜湯で一時的に症状を抑え、その間に善玉菌を増やす方法をとるのがいいでしょう。菌を生きたまま腸に送り届け、餌を与え続けましょう。花粉症から開放されます。

ぜひ一度お試しください。花粉症がおさまる前に、お腹具合がよくなり、風邪などを引きにくくなるなどの、思わぬ効果もありますよ。

回答者：ころちゃん (質問から7日後)
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