「ゆとり教育」の弊害もゼロではないと思います。
しかし、それ以上に子供の勉強時間が減っているのも要因です。
物が豊富な時代に生まれた子供達は、部屋にTVがあるのは当たり前。
家族一人に一台ずつも珍しくはなく、TVゲームやPC、携帯電話の普及で
机に向かって予習復習しながらも勉強の妨げになる要素も多いです。
就職氷河期辺りを境に、学歴社会と言われていた就職戦線もフリーターを増やす原因になっています。国立大学や私立大学を目指すのが当たり前の時代でもないので、偏差値でがんじがらめにならない子供もいます。それも良いことだとは思います。
子供の得意な分野をより伸ばしてあげる教育方針なら納得できますが、ある分野には人一倍の能力がある子供がいたとしても他の分野も平均的な学力を求めるので、得意分野のそれ以上の才能を発揮できずにいることもあると思います。
「ゆとり教育」と豊富な物に囲まれて育っている環境、先生や両親の子供に対する教育姿勢など、様々な要因を解決していく必要性はあります。
尚、一般論であって、全ての子供達がこの状況下にいるのではないことも付け加えさせていただきます。