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老人には花粉症の人が少ないと思うんですが、理由をご存知の方教えてください

  • 質問者:ヒデヨシ7575
  • 質問日時:2008-03-31 11:11:05
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昔と今では環境もさることながら、食べ物が違います。花粉症などのアレルギーは、免疫系の不正常から起こりますが、これには腸内環境の劣悪さが関係しています。

大人の場合、免疫細胞は腸でつくられ、異物が体内に入った場合に、それを無害化したり、捕食したりして、病気から免れさせます。このとき、花粉などの異物を無害化する抗体は血管から組織に出ていって働くのですが、その際に必要なのがヒスタミンです。これは、血管を拡張して抗体を出やすくします。

抗体が過剰につくられると、ヒスタミンも大量につくられ、その結果、抗体を含んだ血液の液体成分が血管から組織へと大量に出ていくことになります。これが場合によっては、花粉症の涙、鼻水となるのです。

免疫系が正常であれば、ヒスタミンをつくる細胞の増殖や働きを抑えたり、余分な抗体を捕食・分解したりする細胞が存在して過剰反応を抑えるのですが、何らかの理由により、この働きをする免疫細胞が不足している場合は、アレルギーを発症します。

一般に、腸内環境が正常な人では、花粉症は出ません。そして、腸内環境が正常な人では、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌の割合が多いことが知られていますし、不正常な人でも、善玉菌を増やす食品を食べてもらったり、善玉菌を飲んでもらったりすると、腸内環境の著しい好転がみられ、同時に花粉症が軽減されます。

腸内善玉菌を多く含む食品の代表例は、日本食に多い発酵食品です。この場合の善玉菌は、胃酸で全滅しますが、その死骸が腸内善玉菌の餌になります。日本食を毎日のように食べていたお年寄りに花粉症が少ないのは、当然なのです。現在でも、日本食中心の人には花粉症がないか、軽いことが知られています。

不衛生な環境で暮らしていたからとか、現在の環境が悪いからとかではないのです。不衛生な環境の国でもアレルギーが多発しています。現在が悪化している環境だからというのであれば、お年寄りにも花粉症が多いはずです。免疫系は異物に対して即時的に働くのですから。

日本食が免疫系に最高の食というのは有名な話です。味噌、漬物、野菜、干物、などなど、どれも善玉菌の宝庫です。なお、日本食中心のお年寄りの免疫機能が、現在の若者よりもはるかに正常で、それが長寿と関係あることも、最近知られるようになりました。

  • 回答者:ころちゃん (質問から6日後)
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お礼コメント

回答どうもありがとうございます。 なんだか深く納得する内容でした。
年齢とともに免疫機能が衰えてゆくため症状が出にくくなるというのは知っていたのですが、腸内環境と発酵食品についての記述がとても参考になりました。

幸い私は花粉症ではないのですが、今までどおり和食中心の食生活を続けていこうと思います。

丁寧な回答本当にありがとうございました。


  ヒデヨシ7575

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明確な理由はわかりませんが、
花粉症になるのは、それまでに吸った花粉の量の積み重ねでなるそうです。
昔は、スギ花粉があまり飛んでなかったと思われるので、
それが原因だと思います。

  • 回答者:fujiya (質問から7日後)
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「よもぎ」さんの答えの続きのようになりますが、
一旦花粉症になった人も、歳を重ねると症状が和らぐ……ということがあるようで、これも、「免疫機能」の低下によるものみたいです。

  • 回答者:たろう (質問から7日後)
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戦後スギを植えすぎた事により今花粉が大量に飛散し花粉症になるひとが多いのです、
老人の方の時代にはあまり花粉を吸わなかった為少ないと言う話を聞きました

  • 回答者:プチ健康マニア (質問から6日後)
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私は昔よりも今の方が、環境が悪くなっているからだと思います。
風呂桶の水位で例えられたりしますが、どの人にも風呂桶があって、その中に水が入っています。
最初からたくさん水が入っている人は少し水を入れただけでも溢れますが、少ない人はたくさん入れても溢れません。

戦後の復興で豊かになった日本ですが、自動車の排煙で空気が汚染したり、食品添加物を日々摂取したりしています。
長い間が蓄積したために水が溢れた人が、花粉症などのアレルギーになったということです。
元々の水の量は体質(遺伝など)によって決まっているので、同じ環境でも花粉症にならない人もいます。
昔は粗食だったといいますが、混じりけのないものの方が安全だったのでしょう。

あと医学の発展も関係しているかも知れません。弱い体質の子供も命を失うことがなくなったのは
良いことですが、過保護になるくらい予防摂取や薬を投与すれば、副作用もあるでしょう。

もしかしたら、今より昔の方が幸せだったのかも知れませんね。

  • 回答者:イケピー (質問から6日後)
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お礼コメント

イケピーさん、回答ありがとうございました。 食品添加物や環境汚染の問題って、花粉症に限らず色々なところで健康に影響を及ぼしていると私も思います。

昔と今でどちらが幸せか比較が難しいですが、地球温暖化の真っ只中にいる私たちとしては、多少不便になっても生活をシンプルにすることが必要かな、と思っています。

今介護の仕事をしていて明治生まれの人を何人も見ているのですが、みんな丈夫ですね。

若い世代の健康が、本当のところ一番心配です。医療がいくら進歩してもそれに依存したら不健康ですもんね。

今の人がいる環境が清潔すぎるからとわたしもかんがえます、昔うちの」親の時代は戦後の貧しい時期でおちたものもフーフーしてたべたら世話はないうといってたべさせられていたそうです。わたしが子供のtきもおちちゃからとういってすぐにすてたら家の中なんだからたべなさい撥があたるぞとよじゅ祖母からいわれたものでした。
 今のほうが空気だってきれいなはずなのに、今の親は子供におちたものをたべさせるとうるさいですよね。わたしは疑問をかんじているし、おちたもの自分の子供ならたべさせますけどね。
こういう過保護なs度だて方がアレルギーをhqっしょうしやすくなっているのだろうし、高度成長がすんだ40年代くらいからの今の40以下の背d歳はながいきできなちおおわたしもおもいます、食品添加物にもされあされているけどそれだけではなくこんな体のよわいことがながいうきできなくなるげんいんとおもえてもっと子供の育て方かえたほうがいいんじゃないのといつもおもっています。

  • 回答者:ラッキー花子 (質問から4日後)
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今の老人戦争、戦後混乱を生き抜いてきている食べ物も今ほど衛生的ではないし
食べるにも事欠いたこともあるだろう、今の人と違って鍛え方が違うのだろう
これから40代以前の人はどうなるか分らないし、寿命も短くなることが予想される。

  • 回答者:zaxs1 (質問から3時間後)
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回答者:よもぎ さんのコメントにも一理ありますが、
 現在、社会生活の中で、『清潔過ぎる環境に有る』のも一因と思いますよ。

 人体には、元々アレルギーとなる『免疫抗原』を持っているのですが、『清潔過ぎる』環境に於いては、その『アレルギー免疫抗原』の作用が抑えられてしまい、活躍の場もなく減少してしまっているのでしょう。

 この清潔なのは大切ですが、社会生活環境において行き過ぎた状況では、仕方の無いことですね。
 清潔過ぎる環境を見直しみましょう。

  • 回答者:io (質問から2時間後)
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花粉症などのアレルギーは、免疫機能の過剰な暴走のようなものですが、
老人の場合、免疫機能が落ちてきているから、症状が出にくくなるようです。

  • 回答者:よもぎ (質問から47分後)
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