ビッグ3は、アメリカ産業の象徴といわれ、たくさんの労働者が働いていますから、クリスマス前には救済が政府から出されて、経営改革案と同時に執行されると思います。
議会が拒否した関係で政府独自の救済になりますから、倒産しない程度での救済は成されるべきだと私は思いますが、次の段階では、クライスラーとGMの合併によって、ビッグ2になると思います。
ビッグ2に再編して、軟着陸したいがための下地作りでのギリギリの救済になると思います。
自動車産業と関連産業の労働者は、ある程度は救済しないと大変な暴動にまで発展することになると思います。
世界二次大戦・太平洋戦争が勃発した主原因は、当時の失業者が町にあふれていたことで政治的に戦争に目を向けさせる必要があって、仕組まれた戦争だったと言われています。
今、救済しないと同じ事が行なわれることになることも考えられるので、1月20日に就任するオバマ大統領も共和党ブッシュの失敗を抱えることになると思います。
民主党は元々、中低所得層を基盤としていますから自動車関連への手厚い支援が出されると思いますし、そうしないと過去の「ジャパン・バッシング」がまた起きかねないと思います。