おたふくかぜは注射をしても、抗体が若干つきにくいと思います。ただ、よく聞かれる話しだと思いますが、男の子が精子を体で、作りだしてから感染すると”子ダネがなくなる”って言いますよね。あれは、本当のことですから、男のお子さんだったら、抗体がつきにくかったとしても、接種したほうがいいと思います。また、女の子の場合でも、妊娠中に赤ちゃんに奇形が発生する率が高いと言うことで風疹については、みなさん警戒して予防接種をしますが、
最近、おたふくで女の子の不妊症の可能性が報告されつつあります。
また、実際、おたふく風邪にかかると、髄膜炎を起こすリスクなどもあるようです。年がいってからかかると、症状が重くなりますので、接種しておいたほうが良いと思います。
実はうちの場合は姉妹の下の子がおたふくかぜに感染してしまい、姉のほうも、数週間後には発病するだろうと思い、そのまま放置しておきました。ところが、飲み物の回し飲みをしたり、お風呂も一緒、寝る時も、遊ぶ時も・・いつも、一緒だったはずなのに、姉のほうはさっぱり、感染した様子がみられなかったんです。数ヶ月後、どうしても気になり小児科を受診し、2人の抗体検査(おたふくの抗体があるかどうかの検査)をしました。
すると、やはり、妹には抗体があり、姉にはありませんでした。おたふくかぜ自体の感染力は水ぼうそうやはしかほど、強くないと知りました。が、念のため、予防接種をし、これで安心!!となったわけです。
・・(@_@;)でも、実はこれで終わりませんでした。
数年後、結局姉のほうも、ワクチンは打ったものの、おたふくに罹ってしまいました。予防接種代が7千円位したと思います。返せ~って感じです。
ただ、ものすご~く、軽かったようで、妹の時は何も食べられず、水分をやっと取ることができるような状態だったのに対し、姉のほうは、少し痛い程度でつらそうではありませんでした。
苦痛を軽減してあげられたのは、良かったことだと思います。そう言う意味でも、値段は高いけれど、接種したほうが、良いと思いますよ。