性的な病気ではない事を自覚しておられる事と 『睾丸の皮膚』、詰まり陰嚢が痒いとの事ですので、それは恐らく 「陰嚢湿疹(いんのうしっしん/性器や性器周辺に原因不明の痒みを発する症状)」 でしょう。
陰嚢湿疹は近年になって認知された疾患の一つで、女性にも発症する疾患です (女性が発症した場合は 「陰部掻痒 (いんぶそうよう)」 という呼称に変わります)。
そして、近年になって認知された症状であるが故に、病院や医者によっては診察して貰っても 「陰嚢湿疹である」 という判断をして貰えない (汗疹の類と誤診される) 場合もありますので、診察を受ける際は陰嚢湿疹の可能性を説明される事を薦めます。
尚、詳しい事は検索サイトで調べて頂くとして、ここからは緊急措置的な対応を申し上げます。
先ず、口コミで “効果あり” とされている薬剤についてですが、それは佐藤製薬 社の「ポリベビー (乳児用の皮膚疾患薬)」 と、ロート製薬 社の 「メンソレータム」 の2つです。どちらもドラッグストアで簡単に購入出来る物なので、入手には困らないでしょう。
そして、薬剤の使用についてですが、薬剤を直接患部に塗布するだけです。但し、「ポリベビー」 を用いる場合は厚めに塗る必要があるそうです (厚めに塗らないと大きな効果が期待出来ないそうです)。また、厚く塗る都合上、時間が経つと白い皮状の層になってポロポロと剥がれて目障りになるそうですが、そうなっても薬剤の効果が切れるまで (新たに塗り直すまで) はそのままにしておくのが望ましいそうです。
一方、「メンソレータム」 の場合は厚く塗る必要が無く、然も、塗布後すぐにスースーとした清涼感が得られるそうですので、精神衛生的には 「メンソレータム」 の方が良い、との事です。
尚、上記の薬剤を使うだけで症状を改善出来た人は多数居ますので、先ずは上記の薬剤を常用し、それでも改善出来ない場合に病院へ行くのが宜しいかと思います。
何れにせよ、睾丸の皮膚 (所謂 “玉袋”) は人間の皮膚の中で最も薄い部分ですので、薬剤の吸収率は非常に高く、故に、ステロイド系の薬剤は絶対に使用しないで下さい。ステロイド系の薬剤を塗布した場合、最悪の場合は性不能を始めとする重大な後遺症を患いますので、病院で診察を受けて薬剤を出して貰う場合は、その旨を確認して下さい。
そして、入浴時に用いる石鹸などは無添加の物を使用する事も薦めます。
また、人によっては陰部の洗い過ぎによって陰嚢を過敏にさせてしまっている場合もあります (陰部の皮膚は薄い為、ゴシゴシ洗うと “肌荒れ” の様な状態になり易い) ので、陰部の洗い方も再検討する事を合わせて薦めます。
これから汗をかく時期になりますので、今の内に改善出来ると良いですね。
- 回答者:Dissection (質問から2時間後)
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