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頭痛薬の箱を見るとよく「非ピリン系」と書かれていますが、「非」でない「ピリン系」の頭痛薬というのもあるのですか。
なんか昔「ピリン系」の頭痛薬もあると聞いたことがあるような気がしたのですが、見かけません。
もしも「ピリン系」の頭痛薬があるのであれば、そのメーカーや商品名、「非ピリン系」の頭痛薬との違いなど教えてください。

  • 質問者:匿名
  • 質問日時:2010-03-29 17:26:04
  • 1

ピリン系 
解熱鎮痛剤の代表格です。鎮痛作用は穏やかですが、解熱作用がありますので、高熱による体力低下を防ぎます。但し、ショックや造血気障害が問題となり、最近はあまり使用されなくなりました。頭痛、歯痛、神経痛、腰痛、風邪等の熱症状等に用いられます。リチウム系利尿剤と相互作用があります。

薬剤としては 
スルピリン(Sulpyrine)、ミグレニン(Migrenin)、メチロン(Metilon)、サリドン(Saridon)、アミピローN(Amipylo N)、セデスG(Sedes G) がピリン系の主な解熱鎮痛剤です。

よく見かけていたセデスやサリドンは長期連用することによって重篤な腎障害、腎盂・膀胱腫瘍等になるなどで現在は供給を停止されています。
ピリン系とはピラゾロン誘導体とピラゾリジン誘導体からなる解熱鎮痛剤のことです。

非ピリン系
ピリン系と同等の解熱鎮痛作用があるといわれていますが、実際には効果は劣ります。但し、ピリン系のように副作用が頻発することはないようです。しかし、副作用はピリン系と同じような重篤なものもあります。ピリン系と併用すると効果が高まり、ピリン系の投与量を減らすこともできるということ、又、副作用の発現が少ないということで現在多用されている薬剤です。頭痛、歯痛、神経痛、打撲捻挫、月経痛、手術後疼痛、風邪の解熱等に用いられます。リチウム等の抗精神神経薬、サイアザイド系利尿剤、アルコール等と相互作用があります。

アスピリンはピリン系薬剤と誤解されていることが多いですが アスピリンはバイエル社の商品名で、物質起源(アセチルサリチル酸)に由来した名称です。

  • 回答者:匿名希望 (質問から38分後)
  • 4
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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ピリン系とはピラゾロン系の鎮痛剤のこと。
イソプロピルアンチピリン、ズルピリン、ニフェナゾン等があります。

  • 回答者:匿名 (質問から2時間後)
  • 2
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

●イソプロピルアンチピリン
コルベロン鎮痛薬(杏林製薬)、 サリドンA(第一三共ヘルスケア)、セデス・ハイ(塩野義製薬)など。

ピリン系にも非ピリン系にも色々あるので、違いはこうだ、というのは難しいです…。
イソプロピルアンチピリンは解熱作用、鎮痛作用が比較的強いといわれています。

  • 回答者:痛くなったらすぐ… (質問から43分後)
  • 2
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

何十年も前はピリン系でしたが
鎮痛解熱作用が強い反面、副作用も強くショック死などの原因になっていました。
そこで非ピリン系に切り替わったのですが、効果はやはり強いので再び登場です。
安全な成分、イソプロピルアンチピリンを配合した、ピリン系の風邪薬、鎮痛薬が市販されています。
一例ですが、新セデス錠は「非ピリン系」「セデス・ハイ」は、ピリン系の鎮痛薬です。

  • 回答者:匿名 (質問から25分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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