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先日、テレビの深夜放送でプロレスラーのKENTA選手と中嶋勝彦選手が行った2試合が放送されていました。私は総合格闘技を含めた実戦空手を数年続けていますがスロー再生で確認しても空手・総合の試合であればKO(一本)、担架で運ばれるような厳しい打撃がいくつか見られました。プロレスには筋書があるとよく言われています。もし筋書があって相手の協力があったとしても、私が彼らと同様の試合の動きを行うことは体力・気力とも不可能です。彼らは若く身体能力と才能が非常に優れているからあのような試合が可能なのだと思っていますが、何か特殊な訓練を行っているのでしょうか。また、試合期間が非常に短いようですが厳しい打撃の後遺症は残っていないのでしょうか。プロレスラーの練習内容・健康管理等詳しくご存じの方がいましたら教えてください。尚、「プロレスは八百長」、「総合では勝てない」等冷やかし含んだ回答はおやめください。

  • 質問者:30代後半格闘技好
  • 質問日時:2008-06-23 19:31:34
  • 0

投げの受けに関しては回答があがってるので、打撃に関してですが。

おそらく打撃系格闘家の方もやってるとは思うのですが、プロレスラーは首の筋肉をつけるトレーニングを行っています。
首が折れたら正直洒落にならないですし、投げの受け身をとるにしても首が太い方が衝撃を和らげられます。
実際、受け身を取りきれずに首の骨を折った女子レスラーが数人います(1人は鬼嫁こと北斗晶さんです)。
念を入れて鍛えていてもそういった怪我をしてしまうので、後は運としか言いようがないですが。
で、その副産物というか、頭部への打撃に関して言えばその首の筋肉が役に立ってるように思えます。
ボクシングのように首が回るような打撃が少ないのは、首の筋肉のおかげじゃないかと。

あとは、スピードや体重が乗った打撃ではない、というのもあると思います。
中嶋選手は中学生まで(プロレスに入るまで)空手をやっていたので、キレがいいですけど
KENTA選手はプロレス入りしてから「プロレスのために」打撃を習っているので
いわゆる「一撃必殺」の打撃ではないように思えます。
プロレスは、ただ相手を叩きのめす物ではなく、相手の技を受け、相手を上回って勝つ、というものなので
急所を攻撃するというのはあまりよろしくないことだと思うんです。
(KENTA選手は時々とんでもない場所を蹴り飛ばしていますが(苦笑))
で、負傷箇所を攻撃された場合は「効いてないぞ!」とアピールする、
みぞおちやレバーなどにダメージを受けてもやはり「効いてないぞ!」とアピールし
ガマン大会のような状態になるんですけど、それが「プロレス」じゃないか?と思います。

最後に後遺症に関してですが。
プロレスラーは若くしてガンになる人が多いようです。
それは日頃から激しい打撃を受けたり受け身を取ったりすることで
内臓にダメージが蓄積され、それがガンに繋がる可能性が高い…ということらしいです。
小橋建太選手も、もしかしたら激しい試合のせいでガンになったのかもしれません。
あと、ボクサーのようにパンチドランカーの症状が出る選手もいます。
悲しい話ですが、受け身を完璧にとっても体質(血管が脆い、など)のせいか脳内出血などで亡くなった選手もいます。
「どうしてそんなになるまで、そんなになってもプロレスをするのか?」
それは彼らがプロレスラーだから、としか言いようがありません。
才能や身体能力も優れているのでしょうけど、それ以前に「プロレスラーだから」という一点に尽きると思います。

思いつくままに書いたので読みにくいかもしれません。ごめんなさい。

  • 回答者:平成維震軍 (質問から7日後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

詳しい回答ありがとうございました。私は一度プロレスラー同士が約30分かけた試合のビデオから互いの技を細かく書き出し、技の掛け合い(筋書)としてその時間全部できるかどうか仲間達とためしたことがあります。結果は10分もたずに互いに立っいるだけでもフラフラな状態になり、筋書きの技の掛け合いだけでもプロレス素人には試合時間全部をこなすことは体力的に無理であることがわかりました。また、テレビ放送されるプロレス団体の試合は開始から何十分かたって投げ技の応酬になることがありますが、基礎体力のないプロレス素人が同じことをすると、例え床が体育用マットのように柔らかくても疲労でまともな受け身がとれず大ケガするであろうこともわかりました。ですからプロレス用の訓練として受け身と首の筋肉増強は絶対に必要であるとは思いました。打撃ですが、アマチュアでは打撃がたった一回脇腹・鳩尾に決まっただけでも動けなくなって試合が終わることがあります。プロのように徹底して鍛えないから耐久力がないのだと思いますが、KENTA・中嶋両選手の打撃の応酬はアマチュアの耐久力を超えたレベルで行われていることは承知しています。

並び替え:

プロレスラーは激しい打撃にも耐えられるように「受け身」を磨いております。一流のレスラーほど受け身がうまいと言われています。

一般的な格闘技は、技が決まった時点で試合が終了するわけですが、プロレスではどんなにキレイに技が決まってもそこで終了するということはまずありません。従って、しっかりと「受け身」をとって逆転の機会を狙って行く事が必要なんでしょう。

  • 回答者:シゲ (質問から5日後)
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やや参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

返信ありがとうございました。プロレスはほとんど投げ技中心で試合が行われているようですから受身の失敗による脱臼・骨折等のケガがないように訓練していることは回答いただきましたことで納得いたします。KENTA選手と中嶋勝彦選の試合はそれとは少し違い、変な例えですが時代劇を撮影するとして緊迫感を出すために殺陣で互いに本物の刀を持って演技を行うとしたら、刀筋は殺陣で全部決定しているから本物の刀でも問題ないと関係者に言われたとしても絶対に危険で事故が起きるだろう、と感じるのと同じ感覚で彼らの打撃を見てしまいます(時代劇で本物の刀による痛ましい事故があったことは知っています)。

正確な答えにはならないかもしれませんが、キーワードは『受け』にあると思います。

格闘技の基本として「相手の技をいかに受けないか」と言うことがある反面、プロレスの場合先ず『相手の技を受ける』ことが大前提となります。
従って、基礎練習として『受け』るための体作りや『受ける』技術の習得があります。
デビュー前に徹底的に『受ける』事の出来る体と技術を養って初めて技を『かける』ことができるのです。

ただ近年の団体乱立により十分な下準備ないままにデビューしたり、技そのものが大きく派手になってきた事によって『受けきる』ことが出来ずに怪我をする選手が増えてきている事もたしかなようです。

  • 回答者:トラの穴 (質問から22分後)
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やや参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

回答ありがとうございます。投げ技等に『受け』は必要ですね。アマチュアの試合なら顎や延髄への厳しい打撃が決まれば、安全面から試合を止めます。プロレスラーはそのまま試合が続行されるので後遺症が心配です。

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