1.アポロの歌
2.親から愛されなかった主人公が、愛の試練を受け、何度生まれ変わっても
同じ女を愛し、しかし永久に結ばれることはない。そんな話が軸になってますが
その中には自然破壊や科学の発達によりもたらされる害、クローン技術など、
社会的な問題も掲げています。
愛を知っても尚永久に結ばれない愛に苦しみ続ける。
愛を信じない主人公に与えられた永久に逃れられない試練・・・深い。
手塚治虫の作品は考えさせられるものが多いですが、これもその一つです。
当時は性についての作品はタブーだったそうですが、それに真っ向から挑んだ
この作品が私は好きです。
タブーと言えば・・MWはまだ未読なので是非読んでみたいです。