採用担当責任者です。
職員の採用は、その人の人なりと自己認識の双方を見ます。
例えば、履歴書の短所に「判断が遅い」と記載してあっても、面談の結果、言葉を選んで、丁寧に返事をしているのであれば、それは、「熟慮している」ものと思い、採用後はその短所は実は長所かもしれないものとして受け入れますし、逆に長所に「即断即決で仕事が速い」と書いてあっても、面接でなにか、人のいうことを聞かずにあせっているように見えたら、「短気で思慮不足。他への影響を考えずに突っ走る危険なところがある。」と思います。
その人が、自分自身を適格に把握し、当社のことを真剣に考えているかどうかを、見ることにします。
履歴書に記載してある長所・短所を真に受けて先行するような人事担当者のいる会社は、早晩倒産します。
さしずめ、あなたの場合は、
長所:目的達成のために努力を惜しまない努力家である。
短所:自分のやることが正しいかどうか不安になることがある。
(ただし、その的確性を確保するための努力は惜しまない)
・・・あとは、面接でありのままを見せましょう。
===補足===
私の短所は、事実を正確に把握しようとする意識が高く、疑り深いところがあるところです。また、慎重すぎて、石橋を叩いて壊すタイプです。そのため、事業には不向きかも知れませんね。
幸い、人を見る目はあるようです。今年の新規採用者も、誰も5月病にもならず、元気で頑張っています。