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老人性痴呆とアルツハイマーは何処が違うのでしょうか。亡くなった父がアルツハイマーと言われていましたが、今もって、その違いが明確にわかりません。症状も対処方法もほとんど違いない様に考えられます。これから、さらにこの問題は広がりを見せていくと考えられますので明確な回答を持っている方がいれば答えて戴きたい。

  • 質問者:酔いどれ小藤次
  • 質問日時:2009-06-30 22:17:32
  • 3

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老年期痴呆の代表的なものとして、血管性痴呆とアルツハイマー型痴呆がある。
血管性痴呆は、脳血管障害のために病変部や周辺の脳組織が壊死して生じる。
脳出血や大きな脳梗塞では、片麻痺や意識障害などを伴う発作に引き続いて痴呆が始まるが、微小な脳梗塞が多発する型(多発梗塞性痴呆)ではこれといった身体症状がなく、気づかれないうちに痴呆症状が進行する。

これに対してアルツハイマー型痴呆は、脳が全体的に委縮していくもので、原因は未解明である。クレペリンがアルツハイマー病と命名したものは、40~65歳に発症して急速に進行する初老期の痴呆性疾患であった。しかしこの病気の特徴とされる脳の全体の委縮や独特の病理変化は、基本的に老年変化と同じものであることがその後の研究で分かり、現在はアルツハイマー型老年痴呆として一括されている。

〈血管性痴呆〉脳卒中の既往や麻痺などの後遺症がある。急激に発症し段階的に進む。記憶障害が比較的軽症。人格が比較的良く保たれる。気分が動揺しやすい。身体的な訴えが多い。運動障害により車椅子・寝たきりになりやすい。

〈アルツハイマー型痴呆〉特定の既往症を持たない。発症時期が不明確でなだらかに進む。重傷かつ全般的な記憶障害に至る。人格の変化が著しい。気分の動揺は比較的小さい。身体的な訴えは比較的少ない。重症に至るまでは活発で徘徊が多い。

老年期痴呆はこの2つ以外にもさまざまな原因から生じる。アルコール依存症はその一例であり、パーキンソン病の一部にも痴呆を伴うものがある。

  • 回答者:匿名 (質問から51分後)
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まず、「痴呆」という言い方は今はしません。
「認知症」を用います。

認知症は、いったん正常に発達した知的機能が持続的に低下しており、複数の認知障害があるために社会生活に支障をきたした状態、です。
認知障害の中でも記憶障害が病態の中心となります。

加齢による認知機能の正常低下は認知症ではありません。

認知症になる原因となる病気の中にアルツハイマーがあります。
この場合はアルツハイマー型認知症と呼ばれます。

アルツハイマー以外にも、脳出血や脳腫瘍など様々な原因で認知症となることがあります。

  • 回答者:ざっくりと (質問から51分後)
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私の祖父も痴呆でしてちょっと気になったので調べてみました。
GOOで同じ質問がされていたので転記してみます。

他の方の回答にもあるように、認知症という大きなくくりの中に
アルツハイマー病があります。
認知症を大まかに分けるとアルツハイマー病と
脳血管性認知症に分けられます。
アルツハイマー病と脳血管性認知症は、どちらとも痴呆の症状を示しますが、
痴呆を起こす原因が異なります。
したがって、痴呆の進行状況がこの二者では異なります。

アルツハイマー性認知症の原因はさだかではないらしいですが、脳血管性は
例えば私の祖父のように例えば過度の飲酒や喫煙など、脳の血管が萎縮や破裂
等の変化をした際、脳そのものが圧迫されて現れる症状のようです。
脳卒中などの病後?に見られればおそらく脳血管性認知症と診断されるようです。

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