古代ローマ帝国初代皇帝のアウグストゥスです。有名なジュリアス・シーザーの甥っ子でシーザーの後継者です。
優秀な部下たちに支えられ、シーザーもできなかったローマの内乱を終結させ、肥沃なエジプトなど地中海世界を手中にし、病弱なくせに70歳以上も長生きした帝政ローマの立役者。しかも本人はハンサムなくせに後妻にベタボレだったという生真面目な性格(友人の奥さんだった女性に惚れて、友人に「彼女を譲ってください」とお願いして後妻に迎えた)。
後継ぎに考えていた孫達に先立たれたのはのは不幸だったけど、自分の跡を任せられる優秀な後継者が後妻の連れ子だったのは不幸中の幸い。パックス・ロマーナ(ローマの平和)はその連れ子の後継者によって土台が築かれたのです。
古代ローマ帝国の建設者としてこんな幸せな人生ってあり?と思うくらいうらやましい人生です。