食事中に水を飲むという行為そのものだけを指して、そのブログ主さんが非難していたならば、それは食事マナー違反には当たらないことで妙な見解ですね。
育った環境で教えられてきた親からの教えでついた感覚だと思います。
本来、今の正しいやり方としては
食事中に水を飲むことは、健康面から見て良いことになり、水を飲まないのは危険だということになります。血液中に塩分が増し、水分が足りないと便秘も起しますし
血液がどろどろになり脳血管障害などさまざまな原因へと導くからです。
しかし、昔の日本での「おばあちゃんの知恵袋」的な考えででは現在知れている常識とはかけはなれた迷信やおかしな、逆に害になる言い伝えのようなものが多く
昔の人は食事中に水など水分をとることは胃液が薄まるから消化に悪く胃を壊すとか言って禁止していた家庭のお母さんがたくさんいました。
それにシツケられてきて、新たな正しい知識を得ることなく生きてきた人がそのブログ主だとすれば
その人の感覚では、いつのまにか食事中の水は下品なことだと思い違いしてきてしまったのかも知れませんね。
実際、和食でも洋食でもフランス料理のマナーででも
正式な場で水はちゃんと出てきます。
ただ、飲み方の作法の違いはあります。
日本では、汁物をまず一口ふくんでから食事を始める。
フランスでは、本来は貴族の食事の際、水は飲まない。水は手を洗うために用意されたフィンガーボウルに張られたものであり、飲み物はグラスのワインでした。
それは水質の悪さのために飲み物ではなかったからで、今はちゃんとグラスでミネラルウォーターが出ますし、健康面でわかってきたことからも水を飲む習慣はあります。
インドでは、手でものを食べるため、やはり水は手を洗うもので
飲み物の入った器を手で持つなんて下品だとか
特に左手は不浄の手=お尻を拭く手だから
として、食事中左手をテーブルにあげることすら汚らしい行為らしいです。
韓国にいたっては、水や汁物を飲むときにでも器を持ち上げることがマナー違反としていて
グラスなどは置いたまま口を持っていってすするんです。
このほうがよほど下品だと日本人の感覚では思いますよね。しかし、国による作法ってそこではマルなわけで、もしもそのブログ主さんが異国の方か異国の親に育てられたなら小さな頃の習慣から、とても下品に見えたとしても不思議はないですね。
しかし、そのブログの文章は
「食事中に水を飲んでいる人を見て、すごい下品で不快い感じた」と、そのまま書かれていましたか?
こちらに書き込むにあたって、適切なようにということで貴方が短くした文章ではないでしょうか。
例えば、前後文の中に、
・食事中に食べ物を流し込むように食べる人を見ていて云々
・食事中に大声で喋りながら始終水を飲みながら食べ物をかきこむように食べては云々
このような内容の文面であれば、「」の部分の意味合いが、下品だと判断できますよね。
そこの部分だけ書かれていても、そこだけを見てそのブログの内容がどうであるかは
全部読まないと股聞きの人には聞いた情報しか入らないので聞いた部分だけを見て正しいかおかしいかと感じ、
この質問だけからでは、当然その水を飲むについては変だなぁと驚くことになってしまいます。