消化が良い悪い、という話はよくありますが、医学的に正しく理解している人は少ないようです。
そばとうどんの場合ですが、それが「同じ分量」で「同じ太さ」で「同じゆで具合」で「同じ時間帯に食べ」て「同じ咀嚼の仕方」で「同じトッピング(具材)」であれば、ほとんど同じです。
逆の言い方をすると、上記の条件次第ではどちらも消化が悪くなります。たとえば、大量の固ゆでテンプラそばを深夜寝る前に丸のみすれば、なかなか消化されないのです。
そばが高級とおっしゃいましたが、もともと、そばは、小麦が育たない場所での代替的な作物として重要視されていました。フランスのブルターニュ地方が良い例です。高級なものどころか、もっとも庶民的な作物の一つです。