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C型肝炎について・・・

25年程前に若気の至りで肝炎を患い治癒したのですが、先日HCV 3RD<CLEIA>検査で陽性反応がでました。

仮に肝炎が再発して子作りした場合、肝炎による精子への影響(染色体異常等)は、あるでしょうか?


詳しい方どうぞ宜しくお願い致します。

  • 質問者:cbx_400_f2c
  • 質問日時:2010-09-14 12:30:48
  • 0

ご心配なさっているような、遺伝子としての精子内侵入はありません。
 問題は、HCVウイルスが増殖し、血中に存在している時期にパートナーに感染する可能性です。
 B型肝炎ウイルスに比べると水平感染率は低いとされていますが、無いというわけではありません。パートナーの方には、HCV感染歴があることをきちんと伝えて、双方認識の上で将来を考えることが必要です。
 感染源は血液が主体で、通常の体液中にHCVが存在している確率はきわめて低いということがわかっています。
 したがって、通常は必ず感染防除策をとることが、感染確率を低くするために必須と考えてください。

 さて、HCV3rd陽性とのことですが、これは、ウイルスに対する抗体が検出されているということを意味しており、その陽性の度合いによって現在の状況判断が変わってきます。つまり、強陽性であれば、現在、HCV自体があなたの体の中で増殖中の可能性があるのですが、陽性とはいえ値が低いのであれば、慢性感染状態における抗体価と判断できる可能性もあります。まずは、現状の体内ウイルスの状況を経過観察もふまえて診断してもらうことが必要と思われます。

 25年前とおっしゃっておられますが、その後、継続的にHCV抗体チェックを受けていて、今回陽性になったというのではなく、これまで検査項目として入っていなかったということでしょうか? 見ていたのに今回陽性となったのであれば、ウイルスが活発化している可能性もありますので、その点を追跡診断すべきと考えます。

 いずれにしても、パーフェクトではないものの、インターフェロン療法も進歩を続けており、C型肝炎の後続疾患の予防も進んできています。現状をきちんと把握して、対処なさるようおねがいします。

おだいじに

  • 回答者:匿名 (質問から4時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

迅速な対応、ありがとうございます。

そして分かりやすい解説、本当に助かりました。

心より感謝します。

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