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質問

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自動車整備に詳しい方、教えてください。

愛車デリカの走行距離も9万にせまり、あったかくなってきたことですし、
いろいろオイルやらフルードの入れ替えを考えています。
まずはパワステフルードなのですがサービスデータ上、容量1リットル
ということで1リットルだけ買ってきました。
ですが仕様上、250ミリリットルずつしか抜くことが出来ず、
足しながら抜いていくと
1度目75%
2度目56%
3度目42%
4度目31%
(÷4×3の繰り返し)とせっかくの交換作業なのに変え甲斐がありません。
いっそコンプレッサーなどで古いフルードを空気で押し出せればいいのに、
と思うのですが
経験者の談ですと
「厄介なことになるのでエアが噛まないように」との警告が定説?です。

そこで質問なのですが、厄介なことって何でしょう?
多分ステアリング圧が不安定になるだけだと思うのでハンドルをまわし続ければ
気泡は循環してリザーバーに溜まり、抜くことができるのではないでしょうか?
それなら空気で旧液を完全に押し出した後、注射器(またはオイルサクションガン)などで新液をある程度押しこんでやれば後はリザーバーに新液を張りながらフルードとその中の気泡を循環させてやればほぼ完全な交換ができるのではないかと思うのですが・・・浅はかでしょうか?ご意見をお聞かせください。

  • 質問者:A/J
  • 質問日時:2008-04-03 20:43:35
  • 0

他の方と重複しますが、基本的にはパワステオイルは交換しません。
まあ、でも、オイルは汚れてきますので交換したくなる気持ちは十分理解できます。
そして交換作業は比較的簡単ですが、オイルは大量に必要です。
通常、エンジンがかかっている状態でパワステオイルは、ハンドルを切らなければポンプ⇒油圧シリンダー⇒タンク⇒ポンプ、と循環しています。
しかし、シリンダー内部のオイルはバルブによって循環路から隔離されています。
つまり、タンクのオイルを交換しても、このシリンダー内のオイルはハンドルを動かさないと抜けないことになります。
しかも、エンジンをかけていないとポンプが回らないので、多少の圧をかけても循環路内のオイルも交換できません。
パワステ系統のオイルを全て交換するには、まずリターンパイプ(タンクの上側のホース)を廃油受けへのばします。
ホースを外したタンクの穴をふさぎます。
エンジンをかけてタンクのオイルがなくならないように常に補充しながら、ハンドルを左右にいっぱいいっぱいに切ります。
2,3度いっぱいいっぱいに切れば、リターンパイプから出てくるオイルはきれいになっているはずです。
アトはエンジンを切って、ホースを元に戻せば終了です。
オイルの補充にコツがいりますが、作業自体は非常に簡単です。
エア噛みの件ですが、オイルの循環路内のエア噛みはほって置けば自然に抜けます。
シリンダー内のエア噛みは、エアが大量にパワーシリンダーに入っている状態だと、アシスト力の低減や、左右アシスト力の不均衡などを発生しますが、ハンドルを左右にいっぱいいっぱいに切る動作を2、3度すれば、問題ない程度にはエア抜きできますので、心配ないと思います。
実際、自分は何度もやっていますし、問題もおきたことはありません。
自分の車を自分でいじるのはとても楽しいことなので、どんどんやったほうがいいと思います。
でも安全第一なので、必ず最後には専門家に確認してもらったほうがいいですよ。(法律でもそうなってますし。)

  • 回答者:ヘミ脳 (質問から6日後)
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リターンホースの位置が丁度リザーバーの真下なので物凄く作業しづらいんですよね・・・
で。ならリターンの出口に小径のホース突っ込んで廃油受けに。タンクへの継ぎ足しが
どうしても2人作業なんですよね、なんかいい方法ないかなぁ。
エア噛みは大丈夫なようですね。安心しました。実際、今のところ異常なしで動作しています。アドバイスありがとうございました!

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油圧系の話ですね。どんな油圧系も、空気や気体が入ると大問題です。
ご存知のように、気体は圧力が加わると容易にその体積が縮みますよね。一方油や水のような液体は圧力が加わっても殆ど縮むことが無いですよね。
ただ、圧力が加わると温度が上がりますので、液体であっても、気化して一部が気体に変ると空気が入った場合と同じようなことになってしまいます。
そこで油圧系には、温度に強いオイルが使用されます。
よく、下りの山道などで、ブレーキを多用するのでなく、エンジンブレーキを勧めているのも、この理由によります。
ジェット機だったら、墜落してしまいます。飛んでいる飛行機で、じいは、オイル漏れで操縦不能になった時に、パイロットには内緒でファンタを入れ続けたことが有りますが・・・。まねしてはいけません。結果は無事着陸できたのですが、飛行機は、完全オーバーホールとなったそうです。始末書ものでした。

話を戻しますと、気体が入ると、油圧系が効かなくなることが問題なんです。
もしステアリングが切れないと、車もどこへ飛んでいくか行くか分かりませんよね。

このような理由ですから、気楽にオイル交換を自分でというのもいいのですが、それなりに知識を付けてからにしましょうね。
事故ると、折角自分でやったオイル交換も節約にはならないでしょうからね。

  • 回答者:じい (質問から5時間後)
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航空機のハイドロがダウンしてファンタを?しかも気泡の多いファンタで?
・・・単発機だったのでしょうか?少なくとも旅客機じゃありませんね?
あるいは御巣鷹山の事件以前の話ということなのかしらん・・・。
と、そっちも好きなので反応してしまいましたが、
パワステの機構内でもベーパーロックのような症状は起こるのでしょうか?
ブレーキフルードのように圧が一方通行ではなく、jijiさんの回答にもあるように
エンジンの回転に伴って循環するものですからエア抜きを念入りにすれば大丈夫だと
思います。
ただ、飛行機と比べてスロットルパワーで進行方向をコントロールできませんから
むしろ車のほうが慎重に作業するべきなのかもしれませんね(笑)

私整備のプロですが、エンジンオイル・A/Tフリュード・ギアーオイル等は走行Km、LLC(ロングライフクーラント)は新車時3年、後は車検時に交換いたしますが、お尋ねのパワーステアリングオイルはほとんど無交換ですが・・。
 その車のメンテナンス項目に、パワーステアリングオイル交換をしなければならないと記載されているのでしょうか。
 サービスデーターで、エンジンオイル・A/Tフリュード・デフオイル・ミッションオイル・LLCなどの容量は記載されていますが、確かにパワーステアリングオイル容量も記載されているのですが、交換は別問題と思います。
 ちなみに、P/S(パワーステアリング)オイルはポンプ或いは配管からオイル漏れを起こした時など、部品交換で当然オイルが減少しますから補給はしますが、タンクのゲージあるいはタンクのレベルの規定量まで入れ、エンジンを始動してハンドルを大きく左右に切り、数回繰り返すことでポンプ・配管内の空気はなくなります。
 またオイルが不足しているとエンジン始動後ステアリングを廻すと異常に大きな音が出ますから、直ぐに判断が付くと思います。
 これは余談ですが、ブレーキオイルはディスクブレーキの場合は、2年サイクルで交換が望ましいのですが、普通新車時初めての車検で交換、以後2~4年で交換が一般的です。
 まぁ~一年に1度交換しても悪くはないですが・・、お金が掛ります。
 以上ですが、永年整備に携わってきまして、P/Sでオイル交換をしなかったからトラブルが起きた・・ということは一度も私は経験していません。

  • 回答者:メカニック (質問から4時間後)
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三菱車、ということで過保護が過ぎるのかもしれませんね。まあ、あんなでも「愛車」なのです。ともあれ確かにパワステのトラブルはよく壊れると評判のデリカでも極々まれな症状です。しかし、9万キロでおそらく無交換、まして2トンを超える車体のフロントタイヤを
曲げてくれるフルードですから劣化も著しいことと予想されます。(特に切り返しの多いユーザーの談ですと沸騰寸前らしいです。)私の気分によるところも大きいですが「転ばぬ先の~」とも申します。なにより車触るの面白いですしね♪。ともあれ一番心配な空気泡については抜けることが分かり安心しました。ありがとうございました。

パワーステは構造上ラックピストンとハンドルボックスの二つが有りますがどちらもピストンを押し抜けて油を通過させる事が出来ません。(空気圧で入れ替えはまずできません。別の油圧装置で押してもかなり時間がかかるでしょう?
また その油圧でしリンダが膨れる可能性が有りますそうなると使い物にならなくなり、故障を作ったことになるでしょう)

私はシリンダのインとアウトのホースまたはパイプのネジを緩め、パイプを取り古いオイルを落下させます。しリンダの中の物は、エンジン回さず、手動でハンドルを左右にいっぱい何回も動かして抜きます。しかし わずかのオイルは出せません。それは微々たるものです。
これでホースパイプをもとに取り付け、オイルリザーバーに新油を入れます。エンジンを回しハンドルを左右にいっぱい動かし空気をぬきます。オイルを足しながらします。完璧にの気持が有るようでしたらこれを二回してOKです。

  • 回答者:jiji (質問から3時間後)
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シリンダはエンジンルームが狭く、残念ながらパイプを追いきりません。残念ながら
手順としては同じことをリザーバーでやるしかないようです。わずかながら混ざりはするでしょうが69パーセント以上の入れ替えが可能ではありそうですね。
とても参考になりました。ありがとうございました。

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