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今、小津安二郎に嵌っています。
隠れた名場面があれば教えて下さい。

  • 質問者:おっちゃん
  • 質問日時:2008-04-04 15:48:52
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「一人息子」(1936年)という映画は、確か小津監督初めてのトーキー作品ですから、どの場面も語りつくされているかもしれません。
わたしには、日守新一扮する息子がすでに結婚していることを母親に知らせていない、と判明するシーンが印象的でした。
とても簡潔な描写で、今後の波乱を予想させる情報を観客に与えるテクニックがすばらしいと思いました。
それより何より、母親役で主演しているのが飯田蝶子というのに驚きました。おばあちゃん役で助演している映画しか見たことがなかったからです。

  • 回答者:れーめん (質問から2日後)
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「一人息子」が後の小津映画を予想させるものになってるわけですね。
「今後の波乱を予想させる情報」をどのように受け取られたのか例示してほしかったです。

どうもありがとうございました。

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はまっているということなのでご存知かもしれませんが、
「東京物語」で笠智衆をを正面から写して、話させる場面があると思います。
今の映画に慣れた人からするとおそらく、奇妙な感じがする場面だと思います。
フランスのヌーベル・ヴァーグの頃、映画万年筆(もとはベルトフ)という運動があって、その場に居るように記述するという考え方だったのですが、その場に居れば、話す人の正面に座って話を聞くというこの場面は、まさに映画万年筆のように思われるといったところがあったりで、ヌーベル・ヴァーグの映画と、小津安二郎の画面とはけっこうリンクしていると思います。
たとえば、フランスのヌーベル・ヴァーグ作家ゴダールなどは正面カットをよく利用していたり。
他にもヌーベル・ヴァーグの作家に影響を多く与えていると思うので、見比べるといろいろ面白いかと思います。

  • 回答者:パイナップル (質問から21時間後)
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ヌーベル・ヴァーグというとトリュフォーの小津観の変遷を思い出しますね。

どうもありがとうございました。

小津映画に嵌ったわけではないのですが、以前何本も見ました。隠れた名場面という訳ではないのですが、小津作品全般にある、日本人独特の微妙な感情表現はいつも引き込まれます。
 外国人には理解されにくい、目も合わさない会話の中の小さなしぐさの感情表現は逆に海外で評価された部分なので見所といえるのではないでしょうか。笠さんのポツリという台詞は結構気に入ってました。

  • 回答者:幻のセツ子さん (質問から10時間後)
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外国の映画作家の中にも小津に嵌った監督が多数いますね。小津へのオマージュ「東京画」を撮ったヴェンダースもそのひとりですが、作風は小津とは全然違います。

どうもありがとうございました。

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