女性としてはがっかりかもしれないんですけれど、
男の人の味覚は、かなり保守的にできてます。
食べ慣れたものを一番おいしく感じて、目新しいものは
自分からは率先して食べない傾向が強いです。
だから、夕飯でつくる料理で汁気のないものをおにぎりにする、が
比較的安心です。牛肉を粗みじんにして焼き肉のたれでからめたもの、
小さめの海老の天ぷらに天つゆをしっかりからめたもの、
チキンライスに中身がハンバーグの洋食風おにぎり+海苔の代わりに薄焼き卵などは
変化があっておいしい範囲に、わが家では入っています。
ソースカツ丼風もおもしろかったと言っていました。
あと、ネギ味噌も当たり前だけど、ネギをしっかり焼いてから入れるとうれしがっています。
ネタにこまってのりたま(ふりかけ)で作ったときは、懐かしがってました。
でも、こういうのが通用するのは「たまに」だから、みたいです。
うちもおにぎり大好きなんですが、梅、こんぶ、野沢菜、高菜など、
オーソドックスなものが入っていないと、ちょっと不満のようですよ(^^;
逆にこういうものは、毎日でもいいそうです。うちは鮭よりも、こんぶのほうが
好きみたいです。
オーソドックスな具で好きなものをきちんと聞き出して、それのどれかは
必ず入れる。そのほかに、たまに変わり種を出してびっくりさせる。
男の人のおにぎりは、そういうパターンがいいようです。
高齢になった父は、梅・昆布・具なし(塩だけ)・鮭以外は「気持ち悪い」と言います。
父に出すおむすびは簡単でいいけど、作りがいはないですよ〜(笑)
===補足===
あ、最近の大ヒットは豚キムチ&韓国海苔でした。
韓国料理好きな人なら、これはあり得るおにぎりだと思います。
海苔を韓国海苔に変えるだけでもかなり違うんじゃないでしょうか。
あと高菜と豚肉の塩味炒め(中国料理)も評判はよかったです。
それでも、いつもの昆布を先に食べてから・・・だったようです(^^;