「家族ゲーム」が良かったです。
松田優作さんは個性的で良い俳優さんなのですが、彼の大きな欠点に女優相手の
台詞が何故か口篭ってハッキリ聞き取り難いというものがあります。
これは若い女性に対する彼特有の「照れの表れ」のせいだと思うと生前、映画雑誌
上で何回か指摘されていました。
ですが、この映画ではそのようなマイナスシーンが殆どありません。
あっても年上の由紀さおりさんが相手なので照れがないせいか気になりません。
主演の松田優作さんの演技を受けて立つ宮川一朗太さん(彼はマイケル・Jフォックスの声優としてお馴染み) も芸達者な役者さんで2人のやりとりは一見の価値が
あります。
まだ、ご覧になってらっしゃらないのでしたら、是非にとお奨めします。