①年収860万
②35歳
③筑波
④一戸建て注文住宅
必要金額:契約時土地と建物込みで3850万円
準備金1920万円
でマイホームを建てました。
常識として、マイホームは年収の5倍の金額というのが一応の目安です。
先行きの分からないこの時期には、慎重に考えた方がいいです。
私の場合にはもう何年も前のことですが、家を建てた1年後にリストラがありました。
勤めていた会社は、会社都合の退職の場合の退職金の提示額がローンを返済して余りある金額だったので経済的に大した問題になりませんでしたが、これは恵まれた例だと思います。
長期のローンで家賃を払う感覚でローンの月々の支払いをすればマイホームが手に入ると安易に考えるのは実に危険なことです。
固定資産税、土地取得税、登録免許税、抵当権設定及び解除、火災・地震保険など契約時には見えない諸費用がいろいろあります。
頭金は最低でも必要金額の半額程度は貯金がたまってからマイホームの取得を考えることをお勧めします。
蛇足ながら、2000万円を2%の利子のローンで借りた場合単純計算で年40万円が利子の支払いで消えます。
確定申告で住宅控除は6年です。
慎重にお考えください。
===補足===
付言すれば、頭金500万円というのは、ご夫婦で稼いだ金額ならばご両親からいくらかマイホーム資金として援助してもらったらいかがでしょう?
住宅用の贈与の場合かなりの額まで非課税なので利用したいシステムです。
もし、ご両親からの援助金も既に見込んで500万円というのでしたら更に慎重にお考えください。
下の方が言うように、新しく必要な家財購入の出費もあります。
一番ありがちなケースは、持ち家を購入後、優遇措置がなくなった5年目ぐらいに資金繰りができなくなり手放す例です。
この場合、家の資産価値が下がり、手放してもローン全額が返済できないなどということもあります。