ウイルスで伝染するかのように
周りの人間に影響を及ぼし巻き込む大変な病気であることは間違いないですよね。
確かにうつ病の患者に深くかかわりのある人が一緒に暮らしたり付き合いの深い立場の友達であったり、仕事でチームだったりすると、感染したかのように広がります。
うつ病は性格病です。
几帳面で生真面目で責任感が非常に強く、自分でやらねばという義務感の強い人で、
悪いことに、依頼心も強い人がかかるものであり、
「いいひと」といわれる人だが、依頼心が強いために本当は頼りたく逃げたいのに言えなくて耐えてしまう。
そんなプレッシャーに潰されます。
また、そういう人は自責の念も強く、逃げるのがヘタなのに逃げたい気持ちが強いので
症状の典型としてある「話を聞いている途中で聞こえているはずが認識せず無視してしまう」ことが多々あり、これで病気に気づくことがよくあります。
病気のせいで迷惑をかけたということがあるとますます悪化します。
いい人なのに、病気が悪いのだから・・と、
周りは自分を抑制し、勝手な行動に見えてしまうことに対して我慢をすることになり、
周りも「わかっていても腹が立つ」自分のイライラに潰されて次々と感染するかのように壊れていく、ウイルスのような気持ちのプレッシャーの渦ができるのです。
極度な気遣いの連鎖ですね。
===補足===
時間がかかってしまったため、送信したら補足がでていました。失礼しました。
うつ病の診断のとき、血液検査も必ずしますし、もしもウイルスから発症するのであれば、今までに発見されているのではないかと思います。
原因を追究して治療の躍進を求めるのはどの病気でもあることで、だからこそ、脚気なども新たに事実が判明してきたと思うんです。結果がでないうちは公表できないですからね。
うつ病の診断のときに行われる血液検査は、
ウイルス性肝機能障害や、甲状腺機能障害、内分泌疾患や代謝性疾患などによる精神症状が生じていないか確認するためのものですが、
そちらに反応すればうつ病という診断ではなく、病気の合併症としてのうつ症状となり、治療方法が異なるからです。