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この人たまには良い事いうと皆さん思いませんか?
                                
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/175/index3.html

===補足===
見れない人の為に日経BP社の記事を一部引用

郵政民営化見直しに限っては麻生総理の発言は筋が通っている

 郵政事業の4分社化が決定したのは、米国からの圧力と考えるのが自然だろう。米国政府は日本政府への「年次改革要望書」において、一貫して郵便貯金と簡易保険の株式会社化と、全株式の放出を求めてきた。

 分かりやすくいえば、古い事業で手間がかかり、それでいてたいして儲けのない郵便事業に興味はないが、収益率が高く莫大な資産をかかえる郵貯と簡保がほしいというわけだ。なにしろ、郵貯には200兆円、簡保には100兆円という資産があり、合わせて300兆円もの金を動かせるのだから、その株主になるメリットは測り知れない。

 実際、郵政民営化に際しては、日本政府の郵政民営化準備室と米国政府や関係者との協議が2004年4月以降、計18回行われ、そのうち5回は米国の保険業界関係者との間であったことが明らかにされている。

 結局、何のための4分社化かといえば、米国に日本の国有資産運用を左右させることが目的だと勘繰られてもしかたがない。そして、米国に郵貯と簡保だけを売り渡すためには、まずいったんバラバラにしたうえで、うまみのある郵貯と簡保の株を全株放出する必要があるわけだ。

 だが、そういう経緯を国民はほとんど知らない。幸い、郵政民営化法案には、3年ごとに見直しをするという規定があるのだから、きちんと内容を国民に明らかにした上で見直し作業を進めるべきである。

 竹中平蔵氏は、「見直し作業は郵政民営化委員会が検討しているのだから、麻生総理が口を出すのはおかしい」というが、日本郵政の株式は今のところすべて国有である。それならば、国のトップである総理大臣が口をはさんで悪いことはないだろう。この問題に限っていえば、麻生総理の発言は筋が通っている。

 そもそも、あの郵政選挙では、郵政民営化の内容について慎重な議論が行われたとは、到底言えるものではない。確かに選挙によっていったんは決まって、それに沿って郵政民営化は進んだのだが、実際にやってみて不都合があれば修正していくのは、ごく自然な流れである。

 株式売却は当面凍結して、どういうやり方が国民にとって一番有利なのかを、冷静に考え直すべきときが来ているのではないか。

 確かに、以前のような親方日の丸の経営のままでは困るので、民間的な経営センスを取り入れることは賛成だ。だが、民営化したからといって放任状態にしたらどんなことになるか、それは前回書いた「かんぽの宿売却問題」をはじめとした「仲間うちの取引」で明らかになってきたのではないか。

 そして、地方には郵便局しか金融機関がない地域がいくらでもある。そんなところで、弱肉強食で営利を追求するだけでいいのかという問題もある。

 こうした問題をどう処理するのか、もう一度、知恵を寄せ合って結論を出すべきであろう。さもないと、郵政事業自体がかんぽの宿と同様に、食い物にされかねない。

 「じゃあ、お前はどう考えているんだ」と言われると、あくまでも個人的な意見だが、わたしは郵政公社の仕組みは、意外によくできていたなと感じている。こんなことを書くと、反動的だと非難されるかもしれないが、上記のようなもろもろの条件を受けたところの折衷案として、郵政省でも日本郵政株式会社でもない、郵政公社のような仕組みも一つの選択肢になるのではないだろうか。

  • 質問者:匿名
  • 質問日時:2009-03-10 20:45:46
  • 1

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この人も、たまには良いことを言っておかないと、
経済アナリストの看板が無くなっちゃいますから…

今回は良いこと言ってますね。
小泉さんの構造改革は、本論がパフォーマンスの影に隠れて、
結果、今の世の中になってしまっています。

  • 回答者:あっこ (質問から7日後)
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田舎に住んでいますので、郵政分割で良くなったのは窓口の挨拶くらいです。
こまかなサービスが削られ、融通がきかなくなり不便を感じます。
地元の地方名産を送りたくて探しましたが、本局の許可が下りず意向に沿えないと言われました。
地元のためにと思っても、都会の本局の意見しか通らないでますます田舎は不便になり、過疎化の波が眼に見えて押し寄せてきます。

どこかの銀行の不良債権を国が肩代わりして、外国の資本に提供して相当な利益だけを持っていかれたような記憶があります。
同じようなことが起きなければと危惧しています。

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最たるものは新生銀行ですね。
麻生与謝野体制ではアクションだけでそのままゴリ押しになる可能性高いですね。
森派の力に屈することになってしまってます。
自民のままでは誰が総理になっても流れは変わらないでしょう。

本当に良いことを言っていると思います。

基本的に政治に対する考え方は間違っていないと思っています。

まだ実績もなにも無いのに、早急に判断しすぎだと私は思っています。

  • 回答者:匿名 (質問から10時間後)
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総理がそこまで勘案しての発言とは思えないのですが、アメリカの巨大な経済赤字を日本の金融資産で穴埋めさせられる事は事実です。
アメリカの属国である限りアメリカには逆らえません。

  • 回答者:匿名 (質問から5時間後)
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本当にいいことを言っていますね。
郵政民営化の具体案は、いかにも「国有財産を切り売りして私的な利益を得るつもりです」という感じだったので、私は疑問に思っていました。
制度というものは不備があれば見直しをするのが当然ですから、見直しをきちんとして、改悪ではなく改善して欲しいと思います。

  • 回答者:匿名希望 (質問から4時間後)
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もともと郵政民営化には反対でした

確かにいいこと言っていますね。

  • 回答者:匿名 (質問から3時間後)
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郵政分割民営化はやはりおかしいと思って反対だったのですが
(郵便事業は赤字になってサービスが落ちていくのわかりきっていますから)
やっと反対といえる機運になってきたのが良かったと思いますが
麻生さんの場合は反対も賛成もそのときそのときの
風を見て 向きをコロコロ変える部分があるので
良いことを言っても いつひっくり返すのか不安で信頼がないですよね

  • 回答者:風はどっちだ風見鶏 (質問から3時間後)
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私は郵政民営化自体に疑問を持っていました。
将来的には必要かもしれないけど余りにも性急過ぎるんじゃないのだろうか、って。
たしかにおっしゃっていることはもっともですね。
民営化する前にもっとこういう議論を交わしてほしかったと思います。
本当に残念です。
それを後出しじゃんけんのように
「私は反対だった」とか言われても・・・。

  • 回答者:ムニ (質問から3時間後)
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本当にたまにですけどね。
一応、東大出ですから。
たまには良いことを言ってもらいたいですね。

  • 回答者:匿名希望 (質問から2時間後)
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私はもともと郵政の民営化には否定的だったので、こういう意見は賛同できます。

また、「革新」「反動」といった言葉のイメージではなく、
具体的に何がどうなのかを吟味すべきだと常々思っているので
その点でも高評価です。

小泉礼賛、麻生叩きはイメージ先行でなされているとも思います。

  • 回答者:くめ (質問から2時間後)
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郵政民営化と業務の4分割は、同時になされたけど、

分割方式を見直すこと自体は、
民営化に逆行することではないと思います。
だいいち、見直しをかけることも既定の事実だった筈。

それを麻生サンったら
「私は民営化反対だった」なんて、言っちゃったから、
話がヘンな方向へそれていって、
見直しについて議論することすら出来なくなっちゃった・・・。

次の内閣で蒸し返して貰うしかないのかな?

  • 回答者:ななし (質問から55分後)
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本当ですね。
でも最後の郵政公社みたいなっていうのがちょっと・・・
また郵政が公務員に戻るのは反対ですが、でも全般的には
いいと思います。
特に株式売却は当面凍結して、どういうやり方が国民にとって一番有利なのかを、冷静に考え直すべきときが来ているのではないかというフレーズは思わず拍手したいくらいです。

  • 回答者:匿名 (質問から34分後)
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おもいます。とてもおもいます。

  • 回答者:なかのさかうえ (質問から27分後)
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郵政省でも日本郵政株式会社でもない、郵政公社のような仕組みも一つの選択肢になるのではないだろうか。と森永氏は言っていますが、解り易く賛同できる面もあり良い事を言っていますね。但し、以前のような300兆円を財政投融資などに湯水のように使って族議員や高級官僚が食い物にし、親方日の丸であった郵政省は不用だと思います。元には戻って欲しくないですね。

  • 回答者:yoikoto (質問から16分後)
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そうですね。元には戻ってほしくないですね。
見直しだけで良いです。

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