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八百屋さんは品物が800種類もあったのでしょうか。
八百屋の語源は何でしょうか。

  • 質問者:早起きさん
  • 質問日時:2009-04-02 05:24:15
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色々な説がありはっきりしません。
個人的には「たくさんの」を支持したいのですが、語源としては「青屋」の方が先だという説もあります。
ただ、「八百」という言葉の語源はそもそも「八百万の神(やおよろずのかみ)」からきています。
なんでも年に一度、出雲大社に全国から八百万の神々が集まって1年間の農事や縁結びについて話し合うそうです。
そのため旧暦の十月は神無月ですが、全国から神々が参集する出雲地方だけは「神在月」となるそうです。
そのため八百は「たくさんの」という意味に捉えられるようになったようですが、もともと「八」は末広がりで縁起のいい数字のため商売に使われることも多くそこから「八百屋」となったのではないかと思います。
また、江戸時代には八百屋は必ずしも青果商ではなかったそうで、あの八百屋お七の実家も乾物屋です。
それから見るとやはり「たくさんの」からきているとする説が有力なように思います。

  • 回答者:匿名 (質問から3日後)
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『たくさんの物がある』ということのようですよ♪

お江戸の町、全てを指す言葉で『お江戸八百八町』と言ったのと同じです。

  • 回答者:もん (質問から13時間後)
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「八」は必ずしも「やっつの」を意味するものと決まっている訳ではなく
日本では古来より「漠然と数が大きいもの」を意味する漢字としても用いられて
きました。
「八百万(やおよろず)」も「はっぴゃくまんの」ではなく「かなりたくさんの」の
意で読みます。

八雲、八島、八重桜などがその例です。

ですから八百屋も「かなりたくさんの野菜を商う店」の意が大きいです。
ですが、江戸時代には「青屋(あおや)」と呼ばれる青果物を扱う店もあったことから
このあおやの音が変化して「やおや」になり当て字をしたのでは?という説も
あるそうです。

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大きく分けて2説あるようで
1)「八百万(やおよろず)」など数が多いことを表す「八百」から転化した。
2)「青物屋」を略した「青屋(あおや)」が変化した。
  これにも藍染業者と間違えないためとか言いやすく訛ったという説があります。

ただし「八百」は本来「やほ」と読まれ「やを」を経て「やお」になったとされ、「青」は本来「あを」であったことから「やおや」という言葉が成立した後、「八百」の字を当てたとされています。

※語源由来辞典から引用しました。

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大辞泉で調べると、八百(やお)には、
『非常に数が多いこと』の意味があります。
(例えば、読み方を変えて、”嘘八百”という言い方もあります。)
そこから沢山の野菜を扱うところで、八百屋というようになったようです。
あと、青果物を扱う”青屋”がなまって、”やおや”になった説もあるようです。

因みに”八百屋”には、
『深くはないが、学問・技芸・趣味などについて色々知っていること、またその人』
という意味もあるんですね・・・勉強になりました。

===補足===
こちらも参考にしています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%99%BE%E5%B1%8B

  • 回答者:schro (質問から44分後)
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