記念硬貨が１万円以上分できてきました。古いものは板垣退助の１００円札や岩倉具視の５００円札、東京オリンピックの１００円玉...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

市場で売りに出す場合の標準的な価格は
「極美品」「美品」「並品」ランクでまず差が出ます。
昭和、戦後ものだと「極美」はいわゆるミントセット並みの保存状態
美品は最低限未使用（人が触れてない）状態が必要で、それ以外は
見た目きれいでも並品扱いとなります。
これに、希少性や話題性を考慮して、価格が形成されていくのが基本です。
なお、現在も流通する場合、並品の価値は「額面」となります。
なので、板垣100円や岩倉500円を古銭商に持っていっても
通常プレミアムはつきませんが、製造番号のインクの色が黒いとか
アルファベットがＡの単独といった希少性の判別ポイントもあるので
ものによっては多少の値上げが期待できます。板垣100円は
今でも億単位で流通しており、１00枚帯付未使用で売値で16000円くらいです。
記念硬貨はそのイベントの話題性や時代的な重みによっても影響されるので
東京五輪や大阪万博はそれなりに価値がつきますが
沖縄海洋博やつくば万博など、イベントとしても失敗だったものは
価値もほとんど出ていません。長野五輪100円は長野県に住むと
お釣りによくでるほど軽んじられています。
話題性の価格への影響では、新・東京五輪の行方によっては
東京五輪関係は多少の値上がりも期待できます。
いまでも集めようと思えば元手なしで今日からでも集められるものに
付加価値はつきませんから、昭和33年といった例外を除き
ギザ十を売っても儲からないのは自明です。
しかし、持っていないものからすれば、まとまった数を所有すること自体魅力的です。
あせって処分するよりは次の世代に伝えていくという価値観もあります。
詳しく相場を知るなら「さくら古銭カタログ」が廉価で役立ちます。

回答者：さくら (質問から9時間後)
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