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質問

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源氏物語の宇治十帖、最後はどうなるかわかりますか?
浮舟身投げして助かった後、結局どっちつかずで終わるんですか?

  • 質問者:みかん
  • 質問日時:2008-06-22 19:53:19
  • 0

最後の二帖でのお話ですね。(「手習」「夢の浮橋」)

浮舟は周囲の反対を押し切り、出家して尼になり、心の平穏を得ます。
彼女が死んだと思っている薫は一周忌法要をしますが、
浮舟らしき人をみかけたといううわさを聞きつけ
浮舟の弟を使いに文を送ります。

浮舟は薫の筆跡を見て心が乱れて返事もできなくなってしまい、
文も受け取らずに使いを返してしまいます。

薫は使いが要領を得ない風で帰ってきたことに失望し、
また浮舟がひそかに恋人を隠しているんじゃないかと
疑ってみたりで終わります。
(与謝野晶子訳)

「手習」、「夢の浮橋」では匂の宮は登場しません、たしか。
「蜻蛉」で新しい女性に興味をもったから。

久々に最後のほうだけざっと本とあとがきにある年表とで見比べたので、
多少の誤差があるかもしれませんが。

  • 回答者:はじめちゃん (質問から3時間後)
  • 1
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

匂の宮には新しい女性ができてたんですか…。
やっぱり薫と浮舟はくっつかないんですね。ちょっと悲しいです。
ありがとうございました。

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うーん、みかんさんは浮舟が助かって、助かった後の話(助かったことが知られる)は読まれたんですよね?

いわゆる「俗世」とは違う境地にようやく至ることができた、んだと私は思っています。田辺聖子版の「源氏物語」で田辺氏もそういう風に思っていると書かれていたような。田辺源氏、読みやすくて物語として面白いのでお勧めです。

  • 回答者:きんかん (質問から21分後)
  • 0
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参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

以前「まろ、ん?」という簡単なマンガを読んだだけでして…。
「あれ、ここで終わりなの?」と思ったんですが…。浮舟は浮舟で自身の平和を見つけたんですかね。
ありがとうございました。

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