条件は「総裁候補」として担いで総選挙に臨むということですから、それくらいのことなら自民党も了承するかもしれません。
それで選挙に勝てるならお安いものですから。
繰り返しますが、「総裁候補」ですよね。
総裁にするのが条件ではないのですよ。
こんな約束はいつでも反故にできるし、「候補」なのだから総裁選で当選する保証はありません。
つまり「客寄せパンダ」ということです。
知事は総理総裁になることと考えているかもしれないが、自民党サイドは看板としか考えていないのですから知事が担がれたからといって、それを理由に自民党に投票する人がいたらただの馬鹿です。
知事が総理総裁になれば自民党も変わるかも知れないと考える人もいるかもしれませんが、これくらいのことで変わるようならとうの昔に自民党は変わっていたでしょう。
どうやっても変わらないからここに至ったのです。
第一に、自民党は変わらないからいいのです。
いい悪いではなく、行ってみれば老舗のよさ、みたいなものです。
ろくでもない政党ですが、それなりに支持者がいます。
まるで自動書記のように自民党と書き続ける老人たちも多いのでしょうが、とにかく支持されてきたのですから、変わってしまったらこの人たちはどうしたらよいのでしょうか。
自民党は変わらないことによって老人福祉の一翼を担っているのです。