犬に限らないとは思いますが、
「雑種」のうちの一部が「ミックス」に当たるのではないでしょうか?
片親が純血種・もう片方が不明というのがミックスだと思います。
その意味で言えばうちの猫はシャム猫ミックスです。
父親はおそらく普通の雑種(日本猫?)、母親はシャムなので。
体は双方の特徴が出ています。
ただ、特定の品種同士の掛け合わせを基にして新品種を作ったのならともかく
ミックスを他の雑種より高い価値をつけるのはおかしい気がします。
それと犬猫業界では「ハイブリッド」「交雑種」という表現はあまり使わないようですね。
なお、「呼び名」さんが例に挙げたライガーやレオポンは
「種間雑種」や「ハイブリッド」であって「ミックス」ではありません。
「ミックス」は同種間(亜種間または品種間にはなるかもしれない)での交配ですが
「種間雑種」は違う種類同士の雑種です。挙げた例で言えばライオンとトラまたはヒョウ。
なお、種間雑種はそれぞれ生殖能力の有無が違います。
(亜種間や品種間での雑種は「同種」同士の交配なので必ず生殖能力があります)
ちなみに
種間雑種は自然界でもたまに産まれます。(特にアジアに生息するカメは例が多い)
新種や新亜種だと思われていた種類が実は種間雑種だったという例もあります。
国内ではオオクワガタとコクワガタやニホンイシガメとクサガメの雑種等が有名です。
(他にも沢山ありますが)
対して亜種間・品種間の雑種はそこにいない個体を人為的に自然界に放さない限り
自然界では絶対に産まれません。
分類学上、亜種は同所的に生息しないからです。