疲労回復の基本、それは栄養バランスのとれた食生活、十分な睡眠、適度の運動等です。
食生活は、健康の基本であり、疲労回復の基本です。最近、文部科学省、総合医科学研究所の「疲労プロジェクト」の研究で、疲労回復には脳が関わり、その脳の活性化が、疲労回復には欠かせない、ということが、わかってきたのです。脳を活性化させるため、脳の栄養分を十分に摂ることです。ビタミンB1(脳のエネルギー源である糖の代謝を高める)、カルシュウム(脳の神経伝達物質を生成する)、アミノ酸(たんぱく質の最小単位)(脳機能にかかわり、記憶学習能力を維持し、脳を活性化する)を摂ることが、重要になります。脳が、衰えてくると疲労回復が十分できなくなります。ビタミンB1、カルシュウム、アミノ酸を中心としたバランスのとれた食事を摂ることが大切です。
睡眠は、疲労回復には欠かせません。熟睡することにより、脳の疲れを取り、体と心を回復させ、生きる意欲を湧かせます。疲労回復のための眠れる工夫が必要です。
疲労回復のための眠れる工夫ー夕食は、胃に負担がかからないようにしましよう。また、レタスは眠気を誘う食べ物の代表です。夕食にレタスを食べてみましょう。よい睡眠につながります。カルシウムは、イライラや不安を静める働きがあります。就寝のとき、牛乳を温めたホットミルクはお勧めです。コーヒー、紅茶、日本茶等は避けましょう。また、就寝前に、ぬるめのお湯にゆっくり入って、心身をリラックスさせると、眠りにつきやすくなります。
疲労回復のための眠れる工夫ー正しい呼吸は、酸素が肺に入り、血液に乗って、脳や全身に送り込まれます。正しい呼吸は、熟睡が得られ、ストレスも解消できます。先ず、鼻から大きく息を吸う、吸った息をしばらくそのまま止める、そして口からゆっくり吸った息をとことん吐き出す。そうすると、息を吸う行為は、意識的にしなくても自然に空気が入ってきます。意識は、息を吐き切ることに集中するだけでいいのです。布団に入る前のリラックスタイムに深呼吸を行い、気持ちを落ち着かせることは、熟睡を誘います。
疲労回復のための眠れる工夫ー深い睡眠を得るためには、就寝する前の行動が大切です。寝る直前まで頭を使っていると、寝つきが悪くなります。布団に入る前にリラックスタイムを設けて頭を冷やしましょう。前にも触れましたが、深呼吸を行い気持ちを落ち着かせることは、睡眠を得るために大切です。
疲労回復のための眠れる工夫ー布団の中では、ぼんやりして楽しいことを思い出すと眠りやすくなります。気になることや心配ごとや大事なことは、メモをとりましょう。睡眠中覚えておく必要はないのです。目覚めてからそのメモを見て思い出せばいいのですからね。布団の中では無理に眠ろうなんて考えず、深呼吸をしながらぼんやり楽しいことを思っていれば自然に眠くなります。
運動も疲労回復の基本です。一般的な運動は、ウォーキングやジョギングなどがありますが、とくに、ウォーキングがお勧めです。適度の運動は、新陳代謝が高まり各組織の働きが活発化し、血液循環が促進され疲労回復に役立ちます。
栄養バランスのとれた食生活、十分な睡眠、適度の運動等により、体調を整えれば、疲労回復が図れる筈です。もちろん、誰でも疲労回復ができるわけではありません。仕事が多忙で、毎日食事や運動に時間を割くことが難しかったり、睡眠がよく取れない人もいます。しかし、諦めないでください。最近では、体にやさしい栄養豊富なもので体調を整え、無理のない方法で疲労回復を図ろうという考え方が注目されているのですよ。私どもはその考えに従い納得のいくものを探していましたが、ようやく見つけ出しました。それは副作用はなく安心安全で、疲労回復を実現するのに最適なものです。個人差はあるものの、疲労回復が図れる筈です。次のページをご覧ください。