いろいろな角度から「バランス」を考えるべきと思います。
最近はアメリカのメジャーリーグで活躍する選手も増えてきましたが、もちろんメジャーリーグでも破格の待遇の選手もいますが、中には日本なら億単位の年俸でもメジャーリーグでは年俸が1桁下になった選手もいたように記憶しています。
それでも一般のサラリーマンが手にする俸給を上回っていましたが、なおのこと日本でプレイしている野球選手の年俸は高いと思いました。
日本の球団経営について考えてみると、多くの球団が親会社から補填を受けていると聞きます。そんな状況で、報道されている選手の年俸をみると、何か違和感を覚えます。
他の娯楽産業とのバランスはどうでしょうか。囲碁や将棋の棋士の中に、年間収入で1億円を越える棋士はほとんど居ないと思います。彼らはアスリートとは異なり、長く棋士生活を出来ますが、棋力を最高に維持しているのは、アスリートと同じく長くてもやはり10年~15年程度です。
娯楽産業の専門家集団ですので、社会通念上その収入がAll or Nothingになるのは理解できますが、現状を続けていくとバランスが崩れてくるような気もします。