落雷は自然現象ですから、売った側に責任はありません。当然、買った側にも落雷については責任が無いのですが、そのように双方に責任が無い事案の場合は、民法上当然に双方が自己責任となります。購入後の商品であれば、所有者の責任ということです。所有者には、合法的な貸与なら借りている人が該当しますので、他人の購入品を借りていて同じ目に遭えば、やはり借りた人の責任です。
使用中に落雷を感じたら停止する人も知っていますが、未使用時もコンセントに差しっぱなしで運用するかどうかも買った側の選択に基づく権利です。コンセントから抜くだけで被害は激減しますが、雷が落ちる場所によっては抜いた後のケーブルを何処に置くかによっても波及事故になり得ます。
保険を薦める人もいますが、それもまた選択です。壊れる「かも」しれないので補償して貰うという発想ですが、補償してくれるのは機器だけです。データまでは無理ということは理解しておきましょう。