私の家は農家並びに種から有機農法で育てた苗を直売所
(家と他2箇所に卸してます)で売っており、色々な野菜があります。
我が家でも植えています。
大抵は畑に植えますが収穫してすぐ使うようなものは苗を
鉢やプランターにもいくらか植えます。
今年はバジルとパセリの他、菜っ葉類をいくつか。
コンパニオンプランツなんかも利用しますよ。
ベランダ菜園、ブームですねえ。
私の妹も帰省した時に中玉トマトやバジルなどの苗を持って帰りました。
個人的にベランダ菜園にあまり向かないと思う作物を。
・モロヘイヤ
発芽率が悪い上に小さな芽も枯れたり折れたりし易く育てるのは大変です。
大きくなると別の種類かと思うほど丈夫になるので
ある程度成長した苗を植えた方がいいです。
・ズッキーニ
葉が放射状に広がるので一株辺りの必要面積がかなり大きいです。
1m四方くらい必要かな?
余談ですが・・・。お役に立つと良いと思い2つほど情報を。
・バジル
日本ではハーブ扱いされますがイタリアでは普通の野菜です。
サラダに入れても美味しく食べられます。
みじん切りにしたり乾燥させてバジリコにするなりして
鶏のから揚げの衣に混ぜると美味しいです。
・トマト類の実を美味しくする方法
「甘やかさないこと」「無駄なものは取る」のが原則です。
水や肥料は最低限だけ使います。
水のやり過ぎは根の発達を阻害する他、実自体も水っぽくなります。
(鉢の底から流れるくらい水をやったら完全に水枯れするまで放置、
水枯れ後にまた水をやるような感じです)
肥料が多いと収穫量は増えますが一つ一つの味は落ちます。
葉っぱの付け根や花芽の先から出てくる脇芽は全て取り除きます。
(何度でも生えてきますが・・・。ちなみに取った脇芽は挿し木も可能です)
で、実が赤くなったらその下の葉は全部切り落とし
実に栄養が行き渡るようにします。
うちではあまりやりませんが、花芽についた実を6~8個だけ残して
それ以上は切り捨てる方法もあるようです。
こうやって育てたトマトは甘みもあり、味が濃くて美味しいですよ。
お役に立てば幸いです・・・。
===補足===
ベスト回答ありがとうございます。
今日も挿し木トマトの植え付けと脇芽切りをやりました。
違う場所から取ったトマトを試食しましたがまだ完熟は少ないですね・・・。
完熟してるのは美味しかったですが。
ちょっと前回書き忘れましたが、トマトについて補足します。
追肥→適度ならやっても構いません。元肥は最低限にします。
下の方の脇芽と葉→実がついたら色づくのを待たずに取っても構いません。
この部分の脇芽は大きくなり易いのと、実を早く熟させるためです。
他の部分も上の実が赤くなり始めたら取ります。
奇形の実→実の形が明らかにおかしい(くびれているなど)場合は捨てましょう。
育てば食べられる場合もありますが、なぜか鳥や虫の食害を受け易いです。
収穫は急がず→収穫は実が完全に赤くなって少したってから行います。
少しでも緑色部分が残っている場合、完熟していません。
それとバジルはピザに使う場合バジリコにせず葉をそのまま使うのもいいです。
イタリアではそちらが主流です。特にピッツァ・マルゲリータは
トマトの赤・モッツァレラチーズの白・バジルの緑の三色を揃えて
イタリア国旗と同じ色にするのが本場風です。
コンパニオンプランツは長くなるので例示はしませんが、
基本的にネギ類は病気予防・マメ科植物は育成促進・キク科植物は害虫忌避の
効果があります。ハーブ類は種類によって効果が違います。
また長くなりました・・・。皆様のお役にたてれば嬉しいです。
- 回答者:苗屋の作業員兼店員 (質問から7日後)
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