初めて魅力的な女優だなと意識した「GO」です。
原作者の金城一紀は「映画化するなら柴咲コウ」と希望していた、とか。
なるほど意志の強そうな彼女の顔は原作のイメージにぴったり。
差別とか人種の違いを乗り越える強さを、自然と感じさせてくれるいい演技でした。
それと、当時は若くてほんとうにかわいかったです、はい。
===補足===
このころの窪塚は
将来、どんなすごい俳優になるんだろうと
期待させてくれるものがありましたね。
この映画では、山崎努や大竹しのぶも光っていたので、
柴崎は少し影が薄かったのかも。
それでも、アイドル上がりみたいなタレントがあの役をやったら、
映画は台無しになったと思います。
いわば作品の成否を握っていた役。それに注文を出した金城さんもさすがです。