「幽霊子育飴」ってご存知ですか?
江戸時代、一人の身重の女性が亡くなった。
高台寺の墓地へ土葬してから数日たった頃、土の中から赤ん坊の泣き声聞こえてきた。
墓を掘り返してみれば、女性の隣には産まれたての赤ん坊がいるではないか。
「そういえば」と出てきたのが、数日ほど前から、夜な夜な一銭を持って飴を買いに来る女性の話。
だが、その女性は、赤ん坊が掘り出されたあとは姿を見せなくなった。
どうやら、生を授かった赤ん坊を育てるため、幽霊となり
棺桶の中に入れられていた三途の川の渡し賃(六文銭)を
一日一銭づつ使って飴を買いに来ていたらしい…
この赤ん坊は八才にして出家し修行を怠らず高名な僧となった。
そしてこの飴はいつしか「幽霊子育飴」と呼ばれるようになったそうな。
おしまい(^^)
みなとや 幽霊子育飴本舗で売っています!
ちょっと珍しいので、お話とセットにしてあげると喜ばれますよ(^^)
- 回答者:Sooda! ちゃん (質問から3時間後)
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