デジタル対応TVを買おうと思っておられる方は、ワンセグ放送が急速に進歩していますので、信じるか否かは人それぞれかも知れませんが、近い将来地上デジタル放送が必要なくなると言う人も居るくらいですので、ちょっと待ってみる手はあると思います。
ワンセグ放送についての情報を参考までに書いておきますと、
地上デジタル放送で使われる電波の一部を使って始められたワンセグ放送は、モバイル環境で一番活躍します。
たとえば、通勤途中で朝の最新ニュースを見られたり、残業しても帰りの電車でゴールデンの番組を楽しめたりするのです。
これまでも、TVチューナを内蔵した携帯電話やモバイル機器がありましたが、ノイズが多くてとても見られたものではありませんでした。
ところが、ワンセグ放送は町中や郊外を移動中でも明瞭な画面と音声を提供してくれるのです。
地上デジタル放送を視聴するにはB-CASカードが必要ですが、ワンセグ放送の視聴にはB-CASカードは不要です。さらに、有料放送のようなスクランブルもかかっていません。
ワンセグ放送を受信できるエリアが地上デジタル放送受信エリアよりも広いことをご存じですか。
ワンセグは地上デジタル放送電波の一部を使っているので、地上デジタル放送が見えない地域では見えないと思いがちですが、場所によっては地上デジタル放送が見えなくてもワンセグ放送なら見えるところもあるそうです。
以上を参考にしますと、デジタル対応TVを買うにしても、2011年まではアナログが壊れない限り、待つのが正解でしょう。
地上デジタル対応テレビは、皆が買うようになれば、もっと値段が下がる可能性も高いでしょう。