うちも、お金がないので、私立への進学ははじめから問題外でした。ですが、国公立でも、ある程度のライン以下の収入であれば、学費減免制度を利用できるので、それで全て半額にしてもらっていました。また、奨学金も、以前は一部の職に就けば返還免除というような制度がありましたが、現在はありません。しかし、優秀な業績を上げれば返還が免除になる制度があります。私はこれで、返還を免除してもらいました。
というようなわけで、生活費さえ確保できれば、何とか大学に通うのは可能だと思います。アルバイトを沢山しながら、というのでは、学業に集中して成績を維持するというのが難しくなるかもしれませんが、経済的な理由で大学に通えない、というのは、マイナス収支でもない限り(つまり実家に仕送りしたり借金を返したりする)、大体可能だと思います。
ただ、それではあっても、日本の高等教育機関の学費は、全体として高すぎると思っています。私学助成を削る、ではなくて、例えば軍事費とか馬鹿な政治家の給料とか、そういうのを削って、学費を下げてほしいです。